質問:空気についておしえてください。 

 空気と言うものは当たり前のようですが、ごく自然に1番身近にあるものの1つです。
当たり前のように存在するけれども、同時に空気は無くては生きていけないものの1つです。
空気は無限にあるわけではありません。今のところ生物が生きていく上で必要な十分量の空気が確認されているのは、宇宙ひろしと 言えど、地球がたった1つの星です。その地球上に存在する空気は全体的に同じものなのですが、場所や季節など色々な状況によって 全然ちがって見えたりします。例えば都会と田舎では空気が違うように感じます。

 ところで、空はどこまで続いているのでしょうか?空は青く見えるので、青い空が見えなくなったところが、宇宙の境目と 考えればいいでしょう。まず、地上約10km、ここはちょうどジェット機の飛行高度です。チョモランマ(エレベスト)の頂上より 高いところで、ここでは、人間はもう息が出来ません。そのくらい空気が薄いのです。しかし上を見ると、まだ、空は青く見えています。 ということは、まだ空気はあるということです。では、もう少し上空、地上100kmあたりはどうでしょう。このあたりまで来ると、 だんだん空が暗くなってきます。また、星も見えます。さらに上空、200kmのところまでくると、スペースシャトルが飛んでいます。 もう完全にまわりは真っ暗です。空気もほとんど有りません。つまり、空から飛び出してしまったことになります。

 じゃ、どうして空は青いのでしょうか?空が青いのは、太陽の光に関係があります。
太陽の光の色は、よく赤や、黄色で表されますが、実際は白に近い色をしています。この色は、白色光といい、紅の色、つまり、赤色、 だいだい色、黄色、緑色、青色、あい色、紫色の7色がまじりあって出来ているものです。その7色の光は、どれも大気中の分子に あたると、散乱し、あたり一面に広がります。ところが、この中で、青い光は、他の光にくらべてたくさん散乱します。この光が、 人間の目に入るために空は青く見えるのです。

 それでは、空気はどうしてできたのでしょう。空気は、今から何十億年も前(地球の誕生と同じころ)火山から出たガスなどが元に なって出来たと考えられています。出来始めのころの空気は、火山のガスと似たようなものでした。火山のガスは、大部分が水蒸気なの ですが、水蒸気以外では、二酸化炭素、窒素、塩素などが、少しあるくらいです。そのガスが、現在の空気に生まれ変わるきっかけに なったのは、たくさんの水蒸気が、雨となって地上にふったことです。この雨は非常に激しくふり、そのために地球に海が出来ました。 そして、この海の中で光合成を行い二酸化炭素を酸素に変える藻類が生まれました。それから少しずつ二酸化炭素は、酸素に変わり、 地上にも植物などが生えて、長い時間がかかって現在のような空気ができたのです。

 空気は、すってもすってもなくなりませんね。それは、どうしてでしょうか?人間がすった空気の量と、はきだした空気の量はほ とんど同じなので、空気の体積が減ることはありません。ところが、人間や植物が空気をすうと、空気の中の酸素が体の中に取り込まれ ます。吐き出した空気の中には酸素が少なくなり、かわりに二酸化炭素がたくさん含まれます。このままでは、空気中の酸素はどんどん 減り続け、二酸化炭素がどんどん増えてしまいます。しかし、そうならない理由は、植物があるからです。植物は、人間や動物とまった く正反対のことをしているのです。植物は、太陽の光をエネルギーとして利用しながら、水と二酸化炭素からでんぷんを作り出しています。 このことを、光合成といい、酸素を吐き出しているのです。つまり、人間や動物が酸素をすって二酸化炭素を吐き出し、植物が、 二酸化炭素をすって、酸素を吐き出します。動物と植物はお互いに助け合いながら生きているのです。もし、地球上から植物が なくなってしまったら大変なことになります。だんだんと酸素が少なくなり、やがて地球上の人間や動物は、すべて死んでしま うでしょう。このように植物はすべての動物にとって大切な存在なのです。
 以上、空気は変化しやすいもので、限られた空間の中にあり、青空ばかりでなく、曇った空気もあることが、わかりましたね。