大淀川図鑑



チョウの飼育

幼稚園・保育所や小・中学校で、チョウの飼育をしたことのある人もたくさんいるでしょう。どんな方法で育てましたか。今回は、大淀川学習館で行っているチョウの飼育法を紹介をします。

今回紹介しているのは、カバマダラという熱帯・亜熱帯性のチョウです。このチョウは、平成9年頃から宮崎市でも見られはじめ、県内の各地域で発生が確認され話題になりました。オスとメスでは、後ろのはねの黒い斑紋の数が異なっています。食草(幼虫が食べる草)は、トウワタやフウセントウワタです。

1 採卵をする

食草の生えている鉢などにネットをかけて、メスを数頭入れます。餌には薄い砂糖水を、綿などに含ませておくとよいでしょう。

2 幼虫をパックに移す

幼虫はお互いが傷つけあわないように、一匹ずつ透明な容器に入れて育てます。容器の底にティッシュなどを敷いておくと掃除がしやすいです。


3 えさを取り除く

さなぎになるとえさは食べなくなります。そのままにしておくとカビが生えて、さなぎにもよくありません。

4 成虫を育てる

さなぎはやがて羽化します。薄い砂糖水やスポーツ飲料などを薄めた液を与えましょう。なるべく大きな入れ物で育てたほうがよいです。


※飼育のポイントは、幼虫のときいかに新鮮なえさを与えることができるかということです。そのために、育てるチョウのえさになる植物をプランターや花壇に計画的に栽培しておきましょう。また、幼虫やさなぎはできるだけ人の手では触らないようにしましょう。幼虫を移すときなどは、柔らかい筆の穂先にのせるとよいようです。

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