宮崎市

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宮崎市災害ボランティアセンター本部について

近年、日本各地で地震や台風、ゲリラ豪雨等による災害が起こっています。

九州でも平成28年度熊本地震や平成29年度九州北部豪雨災害など、大きな被害が各地で多発しています。

 

もし、宮崎市で災害が起こった時、復興に向けての支援はどうなるの?

復旧期の活動から復興期にかけて「宮崎市災害ボランティアセンター本部」が設置され、復旧、復興に向けた災害ボランティアによる支援活動が始まります。

宮崎市では、宮崎市社会福祉協議会、宮崎市民活動センター(指定管理者:特定非営利活動法人宮崎文化本舗)、SVCみやざきとの協働で、宮崎市災害ボランティアセンター設置・運営マニュアルを策定しています。

令和3年度には、新型コロナウイルスの感染防止を図りながら災害ボランティアセンターを効率的に運営できるよう、ボランティアの事前登録制などの取組を追加した上で、設置や運営などそれぞれの場面で分かりやすいよう、設置編、運営編、各班の業務マニュアル編と分けて改訂を行いました。

災害ボランティアセンター設置・運営マニュアル(令和3年度改訂版) (PDF 24.3MB)

 

宮崎市災害ボランティアセンター本部ってなに?

「一人暮らしで近くに親戚がいないため、自宅の片づけが出来ない・・・」

「女性しかいない世帯で、力仕事ができない・・・」など

 大規模な災害が発生した際に、被災された方の困りごとを把握し、被災者個人や地域だけでは対応しきれない困りごとに対し、県内外から支援に来られる災害ボランティアの方々を効率的に活動へ結びつけ、復旧・復興に向けた支援活動を行います。

「被災者の困りごとの把握」、「全国からの災害ボランティアの受入れ、調整」、「被災者支援についての企画立案」等、災害ボランティアによる被災者の支援を行います。

 

(熊本県宇城市災害ボランティアセンターの様子)

(熊本県宇城市災害ボランティアセンターの様子)

 

宮崎市災害ボランティアセンター本部っていつ設置されるの?

 平成17年台風14号や平成28年度熊本地震など市内広域に被害が及ぶ大規模な災害が発生した場合、宮崎市社会福祉協議会及び宮崎市民活動センター、市で協議し、設置の必要性が高いと判断した場合に三者協働により、災害発生後3日を目処に設置します。

 

 ※平成29年10月台風22号のような局地的な災害の場合は、宮崎市社会福祉協議会(ボランティアセンター)において、被災者の支援に向けて災害ボランティア活動の調整を行います。

 

宮崎市災害ボランティアセンター本部はどこに設置されるの?

宮崎市災害ボランティアセンター本部は、宮崎市総合福祉保健センター(宮崎市花山手東3丁目25-2)に設置されます。被災状況によっては、別の場所に設置される場合もあります。

宮崎市社会福祉協議会が主体となり、宮崎市民活動センター、災害時救援ボランティアコーディネーターみやざき(※)、市との協働により運営します。

 

 ※災害時救援ボランティアコーディネーターみやざきは、市主催の「災害時救援ボランティアコーディネーター養成講座」を受講し、修了した方々で構成されています。市では毎年、講座を開催していますので、ぜひ受講ください。

災害時救援ボランティアコーディネーター養成講座の様子

(災害時救援ボランティアコーディネーター養成講座の様子)

 

宮崎市災害ボランティアセンター本部では、どんな支援をしてもらえるの?

 災害規模による被災状況によって支援内容が決定されますが、想定される主な支援内容としては以下のものがあります。

  ・家屋内の片付け

  ・被災家屋のがれきの除去や清掃

  ・泥だし、土嚢詰め

  ・避難所での物資の仕分けなど

 活動者はボランティアになりますので、専門性の高い作業や危険な作業は、ご要望にお応えできない場合がありますが、ここに記載した以外の困りごと等は、ご相談ください。

   災害ボランティア活動の様子

 (災害ボランティア活動の様子)

 

 

災害ボランティアってどんな人?

被災地の生活復旧・復興や被災された人たちへの寄り添いやお手伝いなどを目的とした、自発的な活動として、自然災害等に見舞われた地域に全国からお手伝い(現地での復旧活動など)をしたいという思いを持った人達です。

近年では、数多くのボランティアの人たちが、自発的に様々な主体と協働し活発な活動が行われ、復旧・復興に至る災害対策のあらゆる局面において、大きな役割を果たしてきています。

 

災害ボランティアの人に本当に無償で手伝ってもらっていいの?

大規模災害時には、災害ボランティアの支援の果たす役割が重要になっています。被災地を支援したいという災害ボランティアの方々に、被災地の復旧に力を発揮してもらうためにも、災害ボランティアを受け入れる環境の整備や理解を深めておくことが重要です。

しかし、一方で、被災者の理解が得られなかったためか、災害ボランティアを利用するのに「ためらい」があるケースもあります。その背景には、「無償で手伝ってくれるボランティアに申し訳ない」「本当に無償で手伝ってもらっていいのか」といった遠慮や戸惑いがあるようです。

 災害ボランティアの力を被災地の復旧・復興に活かすためには、地域で実施されている防災訓練や災害ボランティアセンター支部訓練などに積極的に参加し、災害ボランティア活動や災害ボランティアセンター本部について理解を深めることが重要です。

 

平成30年3月17日宮崎市災害ボランティアセンター本部運営訓練の様子

 

(平成30年3月17日宮崎市災害ボランティアセンター本部運営訓練の様子)

 

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