議案第93号 宮崎市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてに対する附帯決議
本市議会において、田野病院の赤字解消のため、さざんか苑の廃止に関する条例が上程されているが、介護老人保健施設（定数50人）の今後の活用方法が示されていない状況にある。
今後、団塊の世代が75歳を迎える2025年には、更に高齢化が進み、介護老人保健施設等も今以上に充実させておく必要がある。
しかしながら、宮崎市民長寿支援プランでは、介護療養型医療施設からの転換の可能性があるため、転換による整備を除いて新規の整備は行えないこととされており、さざんか苑（定数50人）が、令和4年4月1日で廃止された場合、超高齢化社会を迎えようとしている中、老人福祉施設の受入体制の整備は、必要不可欠な課題であり、そのためにも、さざんか苑の施設と定数は重要である。
よって、下記の事項に取り組むこと。
記
1 廃止後の介護老人保健施設さざんか苑の施設について、今後の活用法を検討すること。
2 地域住民に対し、今後、介護老人保健施設さざんか苑の廃止等について、丁寧な説明を行うこと。
以上、決議する。
令和3年3月12日
宮 崎 市 議 会
