概要
令和元年10月12日に上陸し、大きな被害をもたらした台風19号等を踏まえ、水害の激甚化、治水対策の緊要性、ダムの地理的な制約等を勘案し、緊急時において既存ダムの有効貯水量を洪水調節に最大限活用できるよう、昨年12月に政府により、「既存ダムの洪水調節機能の強化に向けた基本方針」が決定され、基本方針に基づき、大淀川水系14のダムにおいて、洪水調節機能の強化を図り、洪水被害の防止・軽減に取り組むこととなりました。これに伴い、本市が管理する広沢ダム及び天神ダムにおいても、事前放流を行います。
大雨が予想される場合には、事前にダムの水位を下げるため、放流を行うことがありますので、河川水位の上昇に注意してください。
取組時期
ダム名 | 取組時期 |
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広沢ダム | 今年度出水期から |
天神ダム | 選択放流施設完成後の令和3年度以降 |
取組内容
ダム名 | 基準降雨量 | 洪水調節可能容量 | 目標水位(満水位) | 満水位からの低下水位 |
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広沢ダム | 158mm/6h | 347千m3 | 175.18m(176.20m) | 1.02m |
天神ダム | 200mm/6h | 813千m3 | 304.04m(305.50m) | 1.46m |
事前放流のイメージ
※原則として、基準降雨量を超える雨量が予測された場合に、3日前より事前放流を行うこととなっております。