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ホーム産業・事業者公民連携イベント・セミナー等【2/18開催】第5回「都市部と宮崎をつなぐ交流会」開催レポート

【2/18開催】第5回「都市部と宮崎をつなぐ交流会」開催レポート

第5回「都市部と宮崎をつなぐ交流会」開催レポート 〜転勤者・移住者のリアルな声から見る、宮崎の可能性〜

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2026年2月18日、宮崎市広島のMOC(宮崎オープンシティ推進協議会)にて、第5回「都市部と宮崎をつなぐ交流会」を開催しました。本年度の締めくくりとなる今回は、県外に本社を置き、宮崎に拠点を構える企業の転勤者や関係者を中心に、16社から22名が参加しました。

本交流会は、都市部と宮崎をつなぐ交流の場として本年度から取り組んでいるもの。宮崎で働き、暮らす中で感じた魅力や課題を共有し、市の施策や各社における取組に生かすことを目的としています。

開会にあたり、宮崎市の袈裟丸副市長は「外からの視点は、地域の価値を再発見する重要な手がかりとなる。率直な声を今後の施策につなげたい」と挨拶を述べました。

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宮崎市 袈裟丸副市長

転勤者・移住者が直面する壁をどう乗り越えるか

講師兼進行役として、宮崎市地域活性化起業人の三菱地所株式会社・エコッツェリア協会 田口真司氏をお招きしました。

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三菱地所(株)エリアマネジメント企画部 マネージャー / エコッツェリア協会 コミュニティ研究所長 田口真司氏

 

都市部におけるエリアマネジメントや共創拠点で生まれた事例に数多く関わってきた田口氏は、「地域は行政だけで完結するものではなく、企業や個人が主体的に関わることで新たな価値が生まれる」との視点を提示しました。

さらに、課題を挙げるだけでなく、改善に向けた小さな実践を積み重ねていくことの重要性にも触れ、参加者それぞれが自らの立場で何ができるのかを考えるきっかけが投げかけられました。

続いて、宮崎市都市戦略課 公民連携推進室 室長 崎原秀利より、宮崎市が実施した転入者アンケート結果について報告しました。

 

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田口氏とともに転入者アンケート結果を報告する 宮崎市都市戦略課 公民連携推進室 室長 崎原秀利

 

転入のきっかけとして最も多いのは仕事であり、単身世帯も一定数を占めています。また、過去に宮崎に居住経験のあるUターン層も少なくありません。住まいや生活基盤に関する情報については一定の評価がある一方、公共交通の利便性や娯楽環境に関する課題も示されました。

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参加者の情報収集源について尋ねる、田口氏

 

数値や傾向を共有することで、現状を客観的に把握し、今後求められる取組を検討するための基盤を整えました。

具体的提案が生まれたワークショップ

後半は、交通、子育て、コミュニティ、住まいをテーマにワークショップを実施しました。

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参加者は日常生活の実感をもとに意見を出し合い、課題と可能性を整理しました。

 

■交通

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交通分野では、「空港が近く利便性が高い」といった評価がある一方で、「車がなければ移動が難しい」「タクシー不足が生じている」との声が挙がりました。

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これに対し、カーシェアリングの拡充や利用方法の周知強化、企業間での相乗りの仕組みづくり、自動運転の実証実験の場としての活用可能性など、具体的な提案が示されました。

 

■子育て

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子育て分野では、「自然環境が豊かで公園も多い」という評価がある一方、「大型の娯楽施設やイベントが少ない」との意見が出されました。その解決策として、ポップアップ型イベントの年間スケジュール化や、商業施設と連携した体験型イベントの定期開催など、都市部に依存しない楽しみ方を創出するアイデアが共有されました。

 

■コミュニティ

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コミュニティ分野では、「人が温かい」という意見とともに、「情報が届きにくい」「配偶者が地域でつながりを持ちにくい」といった課題も挙げられました。

 

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対策として、移住者・転勤者のスキルや関心分野を可視化するデータベースの構築、行政と企業が連携した交流マッチングの仕組みづくり、初心者向け地域交流プログラムの実施など、参加のきっかけを設計する提案が示されました。

 

■住まい

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住まい分野では、「家賃が比較的安く広い物件に住める」といった利点が共有される一方で、「転勤者向けの生活情報が分散している」との指摘がありました。これに対し、学区情報や医療機関、生活利便施設を一元的にまとめた特設サイトの整備や、転入者向けガイドブックの充実といった具体的な施策案が挙がりました。

いずれのテーマにおいても、課題の共有にとどまらず、実行可能性を意識した提案が多数示されたことが特徴的でした。

 

つながりを力に、次なる歩みへ

ワークショップ終了後には交流会も実施し、名刺交換や意見交換が活発に行われました。

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本交流会は今回で一つの節目を迎えましたが、ここで生まれた対話や提案は、次の一歩を踏み出すための重要な視座となります。

都市部と地域、双方の視点が混ざり合うことで、宮崎の可能性はより鮮明になりました。この交流はゴールではなく、新たな共創のスタートです。ここで芽生えた絆と志を糧に、宮崎市を応援してくださる皆様と持続可能な地域づくりをさらに加速させていきたいと考えております。

最後に、本交流会にご参加いただいた企業の皆様に改めて感謝申し上げます。これからも宮崎の未来を共につくるパートナーとして、対話を重ねていけることを願っております。