宮崎市まちなか活性化推進計画の策定について
宮崎市では、2007(平成19)年5月に内閣総理大臣の認定を受けた「宮崎市中心市街地活性化基本計画」を策定、その後、2013(平成25)年に市の任意計画として「宮崎市中心市街地まちづくり推進プラン」を策定し、中心市街地の活性化に取り組みました。まちづくり推進プランを進める中で、まちなかにクリエイティブ産業等を中心とした雇用の創出に重点的に取り組み、その経済活動により地域経済の活性化を目指す“マチナカ3000”プロジェクトを展開し、同時に、宮崎市地方創生総合戦略に基づく取組も着実に進めています。
人口減少・少子超高齢社会の本格的な到来を迎える中で、各種都市機能等を市民の拠点となるべき地域に集約していくコンパクトなまちづくりを推進する必要があり、中心市街地は都市の核としてこれまで以上に重要な役割を担うことが期待されます。そこで、これまでの取組の評価・検証を行い、社会経済動向を踏まえて、2018(平成30)年度以降の中心市街地活性化へ向けた取組を定めた「宮崎市まちなか活性化推進計画」を策定しました。
策定の目的
(1)中心市街地の将来像とそれに至る基本的方針等を明らかにする
(2)中心市街地のまちづくりに関する市民の理解と参画を進める
(3)将来像の実現に向けた各種事業(プロジェクト)を明らかにする
計画期間
平成30年度(2018年度)から令和6年度(2024年度)までの7年間
計画の位置づけ
本計画は、「第五次宮崎市総合計画」や「宮崎市都市計画マスタープラン」を上位計画とする、中心市街地区域に特化した計画であり、「第三次宮崎市商業振興計画」、「第三次宮崎市工業振興計画」、「宮崎市観光振興計画」等の関連計画と整合性を図りました。
目指す中心市街地の状態
中心市街地は本市の『顔』であり、長い歴史に裏打ちされた市民の文化的財産でもあることから、時代の変化に適応して、今後も持続的発展を図るため、多様な都市機能の集積や公共交通の利便性向上、良好な景観の形成等に努め、引き続き高次商業・業務、文化、情報発信等の中心地として活力と魅力ある都市(まち)を目指します。
基本理念
『「働く」「住む」「訪れる」魅力をみんなで育(はぐく)むまちづくり』 〇基本理念の考え方
「働く」・・・魅力のある業務を集積し、
「住む」・・・魅力のある居住環境を充実させ、
「訪れる」・・・魅力のある憩い・交流する場を創出することで、
利便性や満足度が高く、居住や滞在を楽しむことができる中心市街地を目指します。
その構築にあたっては、行政と民間が適切な役割分担をした上で連携・協働し、みんなでまちを育てる取組を進めます。
本計画のポイント
(1)産業集積を柱とした職住近接のまちづくり
クリエイティブ産業等の集積を進め、地元企業を含む産学官金等の連携の強化による新たな事業やサービスの創出など、産業の集積から波及する経済活動による中心市街地の活性化と、職住近接のまちづくりを進めます。
(2)ゾーニングに基づく公民連携によるエリアマネジメント
中心市街地区域内をそれぞれの機能によりゾーニングし、既存ストックや公共空間の新たな利活用を含めて、公民連携でエリアマネジメントを行います。
(3)老朽化した民間建築物が集まる地区の対策の検討
民間活力の導入を前提とし、老朽化した民間建築物が集まる地区の対策を検討します。
宮崎市まちなか活性化推進計画(概要版)
宮崎市まちなか活性化推進計画(概要版) (PDF 672KB)
宮崎市まちなか活性化推進計画(本編)
宮崎市まちなか活性化推進計画(本編) (PDF 9.27MB)
宮崎市まちなか活性化推進計画(各章別)
宮崎市まちなか活性化推進計画 序章 (PDF 271KB)
宮崎市まちなか活性化推進計画 第1章 (PDF 1.48MB)
宮崎市まちなか活性化推進計画 第2章 (PDF 2.25MB)
宮崎市まちなか活性化推進計画 第3章 (PDF 726KB)
宮崎市まちなか活性化推進計画 第4章 (PDF 4.16MB)
宮崎市まちなか活性化推進計画 第5章 (PDF 157KB)
宮崎市まちなか活性化推進計画 参考資料 (PDF 145KB)