概 要
二十数番ほどの神楽を奉納します。
終盤にせんぐ(もち)まきもあり、大変にぎわいます。
日 時
令和5年3月21日(火) 10時~16時
場 所
船引神社(宮崎市清武町船引)
芸能の歴史
船引神社は、堀河天皇時代の寛治元年(1087)の創建と伝えられ、祭神に、仲哀天皇、神功皇后(仲哀天皇の皇后で、応神天皇の母)、応神天皇(八幡さまと云われている)を祀っているため、地区の人々からは八幡宮として親しまれています。
船引神楽は、この船引神社で子孫繁栄、五穀豊穣を祈願して、毎年3月の春分の日に33番(今年は20数番)の神楽が舞われ、春神楽、作祈祷神楽とも呼ばれています。
この神楽が、いつ頃から舞われるようになったのかは定かではありませんが、江戸時代中期には定着していたのではないかと伝えられています。
現在は、船引神社だけではなく、近隣にある庵屋地区の炎尾神社や、大将軍神社においても奉納されています。
また、船引神楽は、平成3年3月15日に宮崎県無形民俗文化財に指定されています。