令和4年10月13日に予防接種実施規則が改正され、10月24日から乳幼児(生後6か月以上4歳以下)への新型コロナワクチン接種が開始されました。
本市では、令和4年10月31日(月)の週以降、接種体制が整った実施医療機関から「個別接種」を開始しています。
令和4年11月10日(木)に、対象となる方に接種券を発送しました。
生後6か月以上5歳未満のすべての小児に新型コロナワクチン接種を推奨します(日本小児科学会)
- 小児患者数の急増に伴い、以前は少数であった重症例と死亡例が増加している
- オミクロン株流行以降は小児に特有な疾患であるクループ症候群、熱性けいれんを合併する児が増加し、また、脳症、心筋炎などの重症例も報告されている
- 生後6か月以上5歳未満の小児におけるワクチンの有効性は、オミクロン株BA.2流行期における発症予防効果について生後6か月~23か月児で75.8%、2~4歳児で71.8%と報告されている。
- 生後6か月以上5歳未満の小児におけるワクチンの安全性については、治験で観察された有害事象はプラセボ群と同等で、その後の米国における調査でも重篤な有害事象(副反応疑い)はまれと報告されている。
【参考】「生後6か月以上5歳未満の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会(令和4年11月2日)
乳幼児接種に関するQ&A(R4.10月時点)
6か月から4歳のお子様の保護者の方へ (PDF 1.89MB)
接種方法
医療機関での「個別接種」
予約方法
実施医療機関に電話等で直接予約
接種実施医療機関
個別接種実施医療機関一覧【生後6か月~4歳】(令和5年5月30日時点) (PDF 68KB)
接種券の発送スケジュール
1・2回目接種券の発送
対象となる方に、令和4年11月10日(木)に接種券を発送しました
※その後は、生後6か月となる方に順次発送します
3回目接種券の発送
2回目接種を終えた方を対象に、2回目接種から8週間が経過する前に発送します
国が示す接種概要
対象者
生後6か月以上4歳(5歳の誕生日の前々日)以下の方
接種回数
3回(初回接種 1・2・3回)
使用ワクチン
乳幼児用ワクチン(ファイザー社)
※有効成分(抗原量)は、1接種あたり3μg(12歳以上のファイザー社ワクチンの1/10、小児用のファイザー社ワクチンの3/10)
接種間隔
- 2回目接種 ⇒ 1回目接種から通常3週間
※原則20日(18日以上)の接種間隔をおいて接種可能 - 3回目接種 ⇒ 2回目接種から少なくとも8週間
※55日以上の接種間隔をおいて接種可能
※1回目接種で乳幼児用ワクチンを接種した方が、2・3回目接種を終えるまでに5歳を迎えた場合でも、2・3回目接種は乳幼児用ワクチンを接種する。
その他
接種には、保護者の署名・同伴が必要