宮崎神宮大祭2019 神武さま
大祭概要
10月26日(土曜)
・午後1時30分から午後4時 御神幸行列 宮崎神宮御発輦(宮崎神宮~瀬頭御旅所)
・午後5時45分から午後9時 神武さま広場(宮崎市 高千穂通り)
10月27日(日曜)
・午後1時から午後4時 御神幸行列 瀬頭御旅所御発輦(瀬頭御旅所~宮崎神宮)
神武さまのお話
神武天皇が生まれた日向の地で行われる「宮崎神宮大祭」は、
ご神体である神武天皇をみこしに乗せて外出することで、民に幸せを分け与えるお祭りです。
宮崎神宮の御祭神である神武天皇は、
日向国(現在の宮崎県)に生まれ、45歳までをこの地で過ごしました。
その後、日本を治めるべく東への遠征を始めます。
そして奈良県橿原市にて日本を建国し初代天皇となりました。
「宮崎神宮大祭」に関するもっとも古い記録は、明治9年(1876年)から綴られている宮崎神宮の日誌。
そこにこの祭りの始まりが記載されています。
現在では、神武天皇のご偉業を称え、五穀豊穣を祝うこの祭を「神武さま」と呼ぶようになりました。
「神武さま」は、前半が御神幸行列(ごしんこうぎょうれつ)、後半が神賑行列(しんしんぎょうれつ)となっています。
御神幸行列は、神武さまがのる御鳳輦(ごほうれん)を主とした行列で、獅子舞・稚児行列・流鏑馬行列が加わります。
神賑行列は、見ている人を楽しませるという趣があり、
神武天皇が東の地へ向かった際に乗ったとされる船「おきよ丸」を再現した巨大な山車や
ミスシャンシャン馬・こども太鼓などが目を楽しませてくれます。
「神武さま」は、皇族の崩御や戦争の影響で数度行われなかったことはあるものの、
150年近くに渡り地元宮崎の人に愛され続けているお祭りです。
最盛期には2日間で約50万人の観客を動員を記録しました。
一時は、資金難になったこともありましたが、地元のひとりひとりの力で現在もしっかりと歴史が受け継がれています。
新しい「令和」の時代を迎え、初代天皇の時代に思いを馳せながら行列を見るもよし、参加してみるのもまた楽しいです。
小難しい歴史を抜きにしても、数百年前から続く日本に思いながら見る神武さまはとても神々しい輝きがあります。
◆お願い
・危険防止のため、会場および周辺でのドローンの飛行は、おやめください。
「神武さま(宮崎神宮御神幸祭)」は、140年以上の歴史があり、御鳳輦を中心とした「御神幸行列」、ミスシャンシャン馬や神々のパレードなどの「神賑行列」が街中を練り歩く県下最大級の祭りです。今年は、10月26日(土曜)から10月27日(日曜)に開催いたします。
本宮祭 | 10月26日(土曜) | 宮崎神宮 | 10時から |
---|---|---|---|
御神幸行列 | 10月26日(土曜) | 宮崎神宮御発輦 | 午後1時30分から午後4時 |
10月27日 (日曜) | 瀬頭御旅所御発輦 | 午後1時から午後4時 | |
神武さま広場 | 10月26日(土曜) | 高千穂通り | 午後5時45分から午後9時 |
「神武さま広場」の神武東遷ステージ(カリーノ宮崎前)では、神武東遷をモチーフとした寸劇や、ステージ周辺を神武東遷エリアとして、様々な形で「神武さま」を盛り上げ、「神武東遷」日本遺産登録への機運を醸成します。
イベント名 | 内容 |
---|---|
「神武東遷」ステージ (神武さま広場) |
・神々のパレードの19神紹介 ・市内劇団で活躍中の俳優による寸劇「神武さん東へいくっちゃが」の上演(午後6時30分から午後7時30分) ・神武東遷ゆかりの地神楽披露(奈良県宇陀市 室生龍穴神楽、大分県大分市 小池原神楽) ・せんぐまき |
「神武東遷」エリア (神武さま広場) |
・神武東遷ゆかりの地観光PRブース(高原町/日向市/都農町/大分県佐伯市/奈良県橿原市など) ・神武東遷顔出しパネルやのぼり、タペストリーの設置 ・神武鍋、つきいれ餅の振る舞い(午後6時頃、午後7時30分頃を予定) |
交通規制情報
詳細については、最新の交通情報を随時更新していきます。
◆交通規制について
2019年10月26日(土曜)・27日(日曜)は一部の地域に交通規制があります。
詳細は下記の交通規制図をダウンロードしてご覧ください。
※御神幸行列通行区間は、行列の進行に伴い、規制開始・解除が変わります。
※路線バスは、時間帯によっては運休するダイヤもございます。
※10月27日(日曜)、日帰り行事となった場合の規制は午前10時から午後5時頃まで。
※詳細は交通規制図をご覧ください。
お問い合わせ先
宮崎市観光商工部 観光戦略課 TEL0985-21-1791