椿山森林公園のご紹介

椿山の椿

椿山森林公園の写真

寒い時期に白い雪化粧をまとった椿は、凛とした姿でとても美しいですね。

椿の咲く時期は1月から4月です。漢字に「春」が入っていて春の季語としてもよく使われます。

低木でその葉っぱは肉厚で艶々しています。花は一重咲きのものや八重咲きのもの、色も様々です。

椿の種類はとても多く、一般的な藪椿のほか、白椿、雪椿、交配種の「侘助」や「乙女椿」など変わった名前のものも沢山あります。
                                                 
                                           

 

ピンクの椿

 

日本人には古くから愛される花で、古くは万葉集にも多くの歌にも詠まれている花です。

生け花や一輪挿しとして楽しむのも素敵ですね。

椿の姿は図柄としてもとても可愛いので、着物や刺繍の図案としても人気が高く、

また記念切手の図案として描かれることも多いようです。

寒い時期に健気に咲くコロンと可愛い椿の花を見に出かけてみませんか。

椿のイラスト

椿山の彼岸花

9月の中旬から下旬が見頃です。
秋といえば、赤とんぼと彼岸花ですよね。
椿山では、広葉樹林に囲まれた景色の中に赤く咲き誇る彼岸花を見ることができます。
展望台からの見晴しも絶景です。是非、秋の椿山をお楽しみください。

椿山の彼岸花風景

椿山のアジサイ

園路に沿って咲くアジサイ

椿山森林公園は、椿だけでなく
「アジサイ」も鑑賞できるのをご存じですか?

全長1.1Kmの園路沿いに植栽された色とりどりのアジサイが見頃を迎えています。
日常を離れ、いつもとは違うおとぎ話のような世界を楽しんでみてはいかがでしょう。

椿山の稜線に沿って、青・紫・ピンク・白と、少しずつ変化するアジサイの色は
この時期にしかあじわうことができない風情あふれる風景。
アジサイを眺めていると、じめじめした重い空気もなぜか艶やかに見えてくるので不思議です。

梅雨の晴れ間に見るアジサイは、今も昔も初夏の訪れを感じさせてくれます。

咲き乱れるアジサイ

椿山のキバナノホトトギス

宮崎県の固有種である「キバナノホトトギス」。
加江田渓谷などが、有名な自生地ですが、椿山でも見ることができます。
椿山の園路沿いに生え、黄色い可憐な花が心を癒してくれます。
見ごろは、9月下旬から10月下旬くらいまでです。

キバナノホトトギス

椿油

秋の訪れとともに、椿山では、椿の実の収穫が始まります。
ブルーシートでの天日干しは、秋の風物詩となっています。
天日干しした実の中から取り出した種子を精油し、椿油ができあがります。
 

椿の実
椿油

椿山森林公園

 

照葉樹林と飫肥杉の人工林が織り成す豊かな自然を活用し、市制施行60周年事業として、市民の余暇活動や森林教育に活用するために平成2年5月に開園。ヤブツバキをはじめ約1,000種、約4万8,000本のツバキを観賞できる椿園は、国際ツバキ協会から国際優秀椿園として認定を受けている。

 

行き方

住所:宮崎県宮崎市鏡洲内平椿山峠(GoogleMapが開きます)

宮崎市役所から車で約40分

地図