特集 きずな社会づくり条例 あなたを守る「 顔の見える関係」 平成28年6月に「きずな社会づくり条例」(宮崎市自治会及び地域まちづくり推進委員会の活動の活性化に関する条例)を制定しました。 今回は、この条例を受けて「きずな社会」とは何か考えてみましょう。今なぜ「きずな」が必要なのでしょうか。 絆 希望の里 きずな あなたの「つながる」はどっち? いまどきのきずな事情 ご近所づきあい がいい  希望の里:ちゃんこ作りすぎちゃって〜 「ご近所づきあい」のいいところ  ご近所づきあいしながら、地域の活動に参加してつながりをつくるのが「自治会」。昔ながらの地域のコミュニティです。家族ぐるみ、世代間の交流が地域のきずなを深めます。 あいさつくらいはしたいよね ちょっと面倒だけど、名前と顔ぐらい知っておくと安心かも 主婦:ペラペラペラペラペラ   希望の里:ちらっ 趣味、ネット、 エスエヌエスがいい 「趣味、ネット、 エスエヌエス 」のいいところ  近年発達してきたのが、 パソコンやスマートフォンなどを利用したフェイスブック、ツイッタ―などエスエヌエス(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。 なんといっても手軽に、気の合う人たちと、場所に関係なくつながるのが魅力です。 ネットが気楽友達とつながってるし でも、急病とか、災害の時とか友達は近くにいないし心配 希望の里:ぽつ〜〜ん 顔の見える関係を大切に  一人一人の個性が尊重される時代に、どんなつながりを持って生活するかは、個人の自由な選択です。  しかし、暮らしの中の不安を解消したり、気持ちに寄り添ってくれたりするのは、やはりご近所さんとのつながりです。日ごろから住民同士の交流を深めながら、地域の連帯感を強め、支え合い、助け合いの関係を築くことが大切です。 きずな社会づくり条例  近年、生活に必要なあらゆるサービスが普及し、生活が便利になる一方で、地域への関心や、市民のつながりが低下するなど、地域の“きずな”が薄れつつあります。その表れとして、自治会加入率の低下が見られ、現在の宮崎市の自治会加入率は56%まで落ち込んでいます。  そこで市では、まちづくりの中心的な役割を担う『自治会』と『地域まちづくり推進委員会』の活動により多くの市民の皆さんが参加し、その活動が活発化することで地域の“きずな”が育まれるよう、きずな社会づくり条例を制定しました。 【基本理念】  条例では、3つの基本理念のもとに市民、自治会、地域まちづくり推進委員会、事業者および市のそれぞれの役割を定めています。 1.支え合い、助け合いの精神を大切にし、地域で暮らす人々のつながりを強化します。 2.地域住民の価値観と自主性を尊重します。 3.市民、自治会、地域まちづくり推進委員会、事業者および市がお互いの役割を理解し協力し合います。 未来へつなぐ きずな社会づくり 宮崎市自治会及び地域まちづくり推進委員会の活動の活性化に関する条例 (通称)きずな社会づくり条例 宮崎市 「きずな社会づくり条例」のリーフレット 詳しくはこちら きずな社会づくり 検索 こんなとき、やっぱり地域のきずな 地域の安心 防犯灯があるから助かる 住宅地の防犯灯は自治会が管理しているんだ。明るいと安心だね。 引っ越したとき ごみはどこに出したらいい? 希望の里:えっと、市役所だっけ・・・どこに書いてあるんだ? 主婦:燃やせるごみは毎週月曜と木曜、朝8時半までに、このネットをかけて・・・ 災害のとき 急いで避難所へ! 男性職員:あ、希望の里くん!無事か!こっちだ! 希望の里:よかった〜 緊急時につながる ネットやメールも助かる 希望の里:市からの防災メールだ!ありがたいなぁ。