==========================893text0607========================= 市民が誇りを持てる まちづくりを。 第28代宮崎市長 とじき ただし 1月28日に宮崎市長選挙が行われ、とじき ただし氏が当選しました。 3期目を迎えたとじき市長の施策などを紹介します。 とことん住みやすく 力強く発展する「まち」へ  少子高齢化の進展に伴う本格的な人口減少の到来は、社会保障費や公共施設の維持管理費などの増加による財政面への影響をはじめ、地域経済の活力の低下を招くことが懸念されます。そこで、地方創生の取り組みを推進するとともに、都市計画や地域コミュニティなど、社会全体のあり方の見直しが求められています。 疑問 これまでの任期を振り返って。 回答 市長就任直後に発生した口蹄疫からの経済復興に努めた。南海トラフ巨大地震などの自然災害に備え、避難タワーを整備するなど防災対策を進めたほか、感染症予防対策としてワクチン接種を充実させるなど、「市民の命を守る」事業を積極的に展開してきた。 疑問 どのような施策を進めていくのか。 回答 今年は、今後10年間のまちづくりの指針となる「第五次宮崎市総合計画」がスタートする。この計画では、産業の稼ぐ力を高め、地域の総合力を引き出すため、5つの戦略プロジェクトを推進する。①新たな雇用やビジネスを創出する「クリエイティブシティ推進」②食と農を生かす「フードシティ推進」③観光資源を磨き、回遊性を高める「観光地域づくり推進」④子どもを産み、育てやすい環境を整備する「子ども・子育て推進」⑤地域の自律性を高め、移住者の定着を図る「地域コミュニティ活性化」の各プロジェクトに取り組み、地域の活力を維持・向上させていく。 疑問 3期目の思いは。どんな宮崎市を思い描いているか。 回答 まずは、私の選挙公約である、民間の力を活用した「アリーナ建設」でマチナカを元気にしたい。また、「市内25中学校に外国人教員を配置」、「市内全域にコミュニティバスを運行」、「中学生までの医療費無料化」などを、市議会や市民の皆さまのご意見を伺いながら、早期に実現していきたい。人口減少社会にあっても、本市が将来にわたり、とことん住みやすく、力強く発展する「まち」となるよう、しっかりと取り組んでいきたい。 とじき ただし (65歳) 昭和27年 宮崎市いきめ生まれ 昭和49年 宮崎県立農業大学校を卒業 昭和49年 さどわら町役場に入庁 平成10年 さどわら町長に就任。2期務める 平成22年 宮崎市長就任 平成26年 宮崎市長2期目就任 平成30年 宮崎市長3期目就任