市広報みやざき 平成27年3月号 857号 全世代をつなぐ情報紙 宮崎市制90周年 [特集1] 選挙に行こう! 4月12日[日曜] 宮崎県議会議員選挙 4月26日[日曜] 宮崎市議会議員選挙 [特集2] 「みやざき景観100選フォトコンテスト」結果発表 みんなで宮崎再発見! [特集3] マルバツクイズ!!知ッチャリ! 大分市×宮崎市コラボ企画 チキチキナンバン号がゆく! CatchyourDream! みやざき再発見 キラリ!宮崎人 みやざき旬食レシピ 市長コラム『ねこのひげ日記』 宮崎市制90周年記念 みやざきタイムマシン 一ツ瀬橋 大正4年  大正4年(1915年)といえば、旧国鉄が建設していたきよたけ-宮崎駅間の線路を宮崎県が借り受けて、宮崎県営鉄道が運行を始めた年。幹線道路がいくつも作られるなど、交通網整備の機運が県全体で高まっていました。写真の一ツ瀬橋が完成したのは、そんな時代の出来事です。  一ツ瀬川は、いかだや小舟で農作物や木材を運ぶのに利用されており、生活に直結していました。洪水のたびに流れが変わり、農作物が収穫できなくなるほどの被害を及ぼしたこともあって、江戸時代からさどわら藩によって河川改修も行われてきたそうです。  それだけに、橋の完成は当時の人々にとって悲願でした。木の橋脚に板を渡した簡易な作りの木橋でしたが、中州には祝い幕が張られ、人々の喜びようを感じることができます。 渡り初めをしたり、式典に参加したりする人の姿が見られます。 現在の一ツ瀬橋 ※監修:かいりょうすけ氏