宮崎市旬の話題“みやトピ” ほぼ完全な状態の「ふきいし」が発見されました!  国指定史跡・いきめ古墳群にある前方後円墳・いきめ1号墳で、古墳の表面を覆う「ふきいし」が、ほぼ建造当時(4世紀頃)の姿のまま発見されました。古墳の平坦面と斜面の縁(角の部分)の石列は崩れやすいため、今回のように当時の姿のまま発掘されるのは、まさに奇跡的。今のところ全国でも確認されておらず、いきめ1号墳が今後の古墳研究のモデルとなりそうです。 城の駅「さどわらいろは館」オープン  2月1日、歴史資料館「鶴松館」の東側に、城の駅が開館しました。公募で決まった愛称「さどわらいろは館」は、江戸時代から地域に伝わる「いろは口説き」にちなんだもの。地元特産品販売や観光情報発信スペース、オリジナルメニューを提供する食堂があり、1月1日から3日を除く毎日、9時から午後6時に営業します。開館初日は、よろい武者姿の子どもたちの掛け声に合わせてテープカットが行われ、多くの人が買い物などを楽しみました。 開幕に向けてのスタートは宮崎から!  宮崎キャンプ57回目を迎えた読売ジャイアンツや、同じく12回目を迎えた福岡ソフトバンクホークス、初キャンプのオリックス・バファローズをはじめ、Jリーグ11チームなど、数多くのプロチームが本市でキャンプを実施。また、昨年日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスのパレードが行われたほか、県内外から本市を訪れた多くの観客が、数々のイベントや選手のプレーを楽しみました。 CatchyourDream! 夢をつかめ!第11回 40年前に途絶えた神楽を継承 6人の小学生が舞う! 青島小学校 ながともやすおきくん プロフィール 写真の左から、ほしこうたくん、つかおひろのぶくん、ながともやすおきくん、のざきれいくん、のざきけいさん、たけもとなゆさん。 小学4年生(つかおくんのみ3年生)。  青島神社儀式殿で、土・日曜を利用して神楽の練習に励んでいる子どもたちがいます。その中で、まとめ役のながともやすおきくんは、昨年の1月12日に行われた青島裸まいり前夜祭で、「うどまい」を披露し、40年ぶりに青島神楽を復活させた一人です。「青島神社の宮司をしている父の勧めで、神楽を始めました。初めは一人で舞っていたので緊張しました」と振り返ります。今では同じ小学校の5人も加わり、演目も「うどまい」と「寿の舞」の2種類に増えました。  うどまいは釣りざおを使って、豊漁を祈願する舞。寿の舞は結婚式で披露するお祝いの踊りです。地域の皆さんは、伝統の神楽を受け継ぐ子どもたちを温かく見守っています。  ながともくんら6人は、3月に地域内で神楽を披露する予定です。「何度も舞いをやってきたので、その経験を生かしたい」(ながともくん)、「緊張せずに舞いたい」(ほしくん)、「前回よりうまく舞いたい」(つかおくん)、「気持ちを集中して頑張りたい」(のざきくん)、「人に喜ばれる舞いを見せたい」(のざきさん)、「自分でも納得のいく舞いをしたい」(たけもとさん)と、復活した地域の宝を守るため、神楽の練習に励んでいます。 ※QRコードの読み取りには、アプリ「QR・JANコード読み取りバーコードリーダー」を推奨しています。 市長コラム ねこのひげ日記 高校卒業の転機 3月下旬には、大淀川沿いでも見事な桜が見られます  日本の四季で最も美しい、桜が咲き誇る時季がやってきます。春暖と桜前線は身も心も温めてくれますね。  さて、3月は卒業シーズン。小・中学校や高校、大学の卒業は、別れの寂しさの中にも新たな希望を見出す転機でもあります。私は、この桜の季節になると、自分の転機となった高校時代を思い出します。私は、ハウス園芸農家であった親の背中を見て育ち、将来はカーネーションやバラに囲まれた農業を営むことを夢見て、高鍋農業高校へ進みました。園芸科では花きを専攻し、舞鶴公園に隣接したガラス温室でシクラメンやプリムラなど、大好きな花を栽培して、楽しい毎日を過ごしていました。  しかし高校の後半には、農業を営むか、農業の技術者を目指すかという選択で気持ちが揺れ動きました。最後は、父の勧めもあって、農業改良普及員という技術者を養成する、新設の宮崎県農業大学校指導学部へ進学することを決めたのでした。得意ではない受験勉強に励み、桜満開の学舎に入学できたのは、運も味方し、農業への思いが自分を後押ししてくれたのだと思います。  桜の舞う季節は、さまざまな転機が訪れるのではないでしょうか。新たな夢へ向かう皆さんの第一歩を応援します。 ◎コラムタイトルは戸敷市長の「宮崎市版・365日誕生花」であるネコノヒゲ(8月31日)にちなんだものです。 “みやトピ”イベントニュース アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI  日本女子プロゴルフ協会公認のLPGAツアー「アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI」が本市で開催されます。ぜひ会場で、プロの卓越したプレーを観戦しませんか。 □日時 3月27日(金曜)から29日(日曜)まで □場所 UMKカントリークラブ □料金 前売り券5,000円(各日共通3枚つづり)     当日券27日2,000円、28日・29日各3,000円 □チケット販売 市内コンビニエンスストア、プレイガイドほか 問い合わせ先 同大会事務局 電話62-5539 宮崎みなとまつり2015体験イベント参加者募集 イベント名 ①フェリー体験航海 定員 500人 参加費 無料 実施日 5月5日(火曜・祝日) イベント名 ②ヨット乗船体験会 定員 50人 参加費 無料 実施日 5月5日(火曜・祝日) イベント名 ③地引き網漁体験会 定員 200人 参加費 500円 実施日 5月5日(火曜・祝日) イベント名 ④フラワーカーペットづくり 定員 30人 参加費 無料 実施日 5月4日(月曜・祝日)  ④は、まつりの前日に、メーン会場を旬の花でカーペットのように装飾。参加した人には、旬の花をプレゼント。 □宮崎みなとまつり日時 5月5日(火曜・祝日)10時から午後8時30分まで □場所 宮崎港(国際観光船バース・宮崎臨海公園) □申し込み 往復はがきに①イベント名②参加希望者全員の名前と年齢(4人まで)③電話番号④代表者の住所と氏名(返信面)を書いて、4月1日(水、当日消印有効)までに宮崎みなとまつり実行委員会イベント募集係(〒880-0925、本郷きたかた2753-5)へ。多いときは抽選。各体験イベントの集合時間・場所などははがきでお知らせします。詳しくは、宮崎みなとまつり2015ホームページで確認できます。 ※天候や波の状況によっては中止となるイベントもあります。 問い合わせ先 宮崎みなとまつり実行委員会イベント募集係 電話51-5899または企画政策課 電話21-1711 宮崎のさくらまつり あまがじょう開門さくらまつり □日時 3月21日(土曜・祝日)から4月5日(日曜)まで □イベント日時 3月28日(土曜)・29日(日曜)10時から午後5時まで □場所 あまがじょう公園 問い合わせ先 高岡総合支所 地域総務課 電話82-1111 久峰公園さくらまつり □日時 4月4日(土曜)10時から午後9時まで     4月5日(日曜)10時から午後4時まで □場所 久峰総合公園 問い合わせ先 さどわら総合支所 地域総務課 電話73-1111 宮崎市まごころ工芸展  伝統を引き継ぎながら、新しい作品づくりに挑戦している市内工芸品作家の逸品を、実演・展示販売します。体験コーナー(無料)もあります。 出展品目  彫刻ガラス、小木工、創作人形、七宝焼、陶磁器、トールペインティングなど □日時 4月14日(火曜)から29日(水曜・祝日)8時30分から午後7時まで □場所 宮崎空港ビル1階オアシス広場 ※3,000円以上の商品を購入した人は駐車場2時間無料 問い合わせ先 宮崎市特産工芸品協会 電話27-8491または工業政策課 電話21-1793