市広報みやざき 平成26年12月号 854号 全世代をつなぐ情報紙 宮崎市制90周年 [特集1] おもしろいぞ!街のまん中 [特集2] 現役子育て世代座談会!! ネット被害から子どもを守ろう [特集3] 子ども・子育て支援新制度って? CatchyourDream! みやざき再発見 キラリ!宮崎人 みやざき旬食レシピ 市長コラム『ねこのひげ日記』 宮崎市制90周年記念 みやざきタイムマシン きよたけ駅 昭和40年代  きよたけ駅が開設されたのは、大正5年10月25日のこと。吉松(鹿児島県)から都城間に敷かれていた国の鉄道が、宮崎まで延長されたのに合わせて開設されました。  日本の経済成長が始まった昭和31年3月から、就職列車が出発。きよたけ中学校の卒業生は毎年数十名規模で、大阪や滋賀、愛知、岐阜などの繊維企業へ就職するため、旅立っていきました。高度経済成長期を支えた、いわゆる金の卵の物語は、ここきよたけ駅でも繰り広げられていたようです。  昭和40年には、宮崎女子短期大学(今の宮崎学園短期大学)が開学。減り続けていた若者を呼び込んで、学生の街へと変貌を遂げる転機になりました。きよたけ駅とキャンパスの間にある坂道は、女子大生が行き交う華やかさから、周辺では「美人坂」と呼ばれるようになったそうです。 昭和40年代のきよたけ駅。現在の駅舎は、国鉄の民営化が始まった昭和62年に新築されたものです。 現在のきよたけ駅 ※監修:かいりょうすけ氏