市広報みやざき 平成26年10月号 852号 全世代をつなぐ情報紙 宮崎市制90周年 [特集1] 宮崎ハジマリ・ミステリー・ツアー 神話、古代…宮崎の神秘を巡る旅、はじまりはじまり。 [特集2] はじめよう!花と緑のある暮らし CatchyourDream! みやざき再発見 キラリ!宮崎人 みやざき旬食レシピ 市長コラム『ねこのひげ日記』 NEW「読者レポーター」募集します! 宮崎市制90周年記念 みやざきタイムマシン 一の鳥居 大正時代末期  街なかに佇む一の鳥居。写真は大正時代末期の姿で、奥に見える森が宮崎神宮の本殿になります。現在と異なり、当時は道幅が狭く、周囲に大きな建物もなかったことが分かります。  当時は桜の木が多く植えられていたことから、さくらのばばと呼ばれていたそうです。現在の神宮周辺にはたくさんの木がありますが、中でも特徴的なのがなぎ。古来から災難よけや縁結びのお守りにされてきた木で、宮崎神宮の本殿横にはご神木もあります。  宮崎神宮に残されている日記によると、「神武さま」の愛称で知られるごしんこうさいが始まったのは1876年(明治9年)。当時から一の鳥居付近は多くの人出でにぎわったそうです。そんな時代に思いをはせながら、今年の「神武さま」に出掛けてみてはいかがでしょうか。 かつて参道を飾った桜は、当時の宮司だった永友宗年氏が自費で植え付けたものだそうです 現在の一の鳥居 ※監修:かいりょうすけ氏