=======================902text10======================= キラリ! パタンナー ますなが たえこ さん 思いがあるメード・イン・宮崎の 服作りを裏で支える  オーダーメードから既製服まで、洋服を作る際に必要な型紙。その型紙を起こすパタンナーとして活躍している ますなが たえこさん。東京で働いた経験を生かし、依頼主の考えを聞いて型紙を作成。時には縫製工場などと依頼主との間に入り、生地や材料の仕入れなども行っています。  ますながさんは「メード・イン・宮崎の服を発信したいという気持ちに応えたい」と言います。宮崎で既製服を作るための壁となっていた、ノウハウがないという問題を、ますながさんが東京で培ってきた経験で解決。業者との人脈も生かして、素材集めや縫製の交渉も引き受け、一から宮崎で服を作ることを実現させました。ますながさんは「作り手の思いを込めたものを、必要とする人に届けるお手伝いをしたい」 と語ってくれました。 プロフィール 東京の有名ブランドに勤務後、結婚を機に宮崎へ。2009年から地元ショップの自社ブランド開発や、日南サンフレッシュレディの衣装作成などに関わる。 市長コラム ねこのひげ日記 「平成」最後の師走  街にイルミネーションがともり、本格的な冬の訪れを感じる季節となりました。「平成」最後の師走ということもあり、天皇、皇后両陛下の宮崎でのエピソードを思い起こしてみました。 平成16年に西都市で開催された全国植樹祭の式典に出席された後、天皇、皇后両陛下はさどわら町の宮崎県工業技術センターをご視察になりました。その際、天皇陛下からは「まちづくりはスムーズに進んでいますか」、皇后さまからは「介護事業はいかがですか」とお尋ねいただきました。その時の温かいお言葉は、今でも鮮明に心に残っております。また、常に国民目線で私たちに接してくださる姿に大変感銘を受けました。新たに天皇に即位される皇太子さまにも、平成27年の全国みどりの愛護のつどいでお目にかかりましたが、天皇、皇后両陛下と同様に優しく心の込もったお言葉をいただき感激いたしました。  今後とも、こうした皇族の皆さまの、常に国民に寄り添う姿勢と、思いやりの心を模範として、市民目線での市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 コラムタイトルは とじき市長の「宮崎市版・365日誕生花」であるネコノヒゲ(8月31日)にちなんだものです。