=======================903text06======================= キラリ! 自転車開発 はまもと よういちろう さん 世の中の役に立つ 体に優しい自転車を広めたい 自転車のペダルを踏み込む際、足に負担を感じたことが開発のきっかけという はまもと よういちろう さん。従来の自転車にあるエネルギーの無駄な部分を解消しようと、新しいギア「フリーパワー」を考案。弾力性に富むゴムの反発力を使うことで、通常よりも膝や筋肉への負担が少なくなると話題になりました。  この技術を高く評価した宮崎交通株式会社が昨年、新事業のシェアサイクルサービス「宮交ピッパ」に採用。はまもとさんは「シェアサイクルが拡大すると、観光でも生活でも利便性が高い街になるはずです。さらに技術開発を進めて、バイクなどにも活用したい」と言います。宮崎発の発明が、新しい地域の足になりつつあります。 プロフィール 社会保険労務士の仕事と並行して商品開発に取り組む。2007年、新しい自転車ギアの開発を開始。2012年、株式会社フリーパワー設立後、企業と連携し商品化する。 市長コラム ねこのひげ日記 「じんむとうせん」の 日本遺産認定を目指して  新年、明けましておめでとうございます。  本年は天皇陛下から皇太子さまへのご譲位が行われ、平成から新元号へと移り変わる歴史的な年となります。新しい時代を迎えるにあたって、市としてもいっそう市民の皆さまのお役に立てるよう、新たな心構えで取り組んでまいります。  本年は初代じんむ天皇が即位された年を紀元とする、皇紀2679年。後にじんむ天皇となるカムヤマトイワレビコは、古事記や日本書紀によれば日向の地に生まれ育ったといわれています。そして成長した後に故郷を出立し、数々の困難を乗り越え、現在の奈良県かしはら市にたどり着いて天皇に即位するのです。このたび、宮崎から かしはら市までの道のりを「じんむとうせん」 として、日本遺産の認定を目指すことにしました。とうせんの道中に立ち寄ったという言い伝えは西日本各地に残るため、ゆかりある市町村が連携した壮大なプロジェクトになります。  「神話のふるさと」宮崎の誇りを、これまで以上に日本全国に発信することを、年頭にあたり決意いたしました。 コラムタイトルは とじき市長の「宮崎市版・365日誕生花」であるネコノヒゲ(8月31日)にちなんだものです。