=======================905text06======================= キラリ! ホースクリニシャン みやた とものり さん 馬を癒やし、馬と人との 関係を調整する  ホースクリニシャンは、馬の心理学と行動学をベースに、調教や問題行動の調整を行う人のこと。同時に、馬に関わる人にも理論と実践を交えて、接し方などを教えます。みやた とものり さんは国内第一人者とされ、特に対応が難しい しゅぼば の再調教と、取り扱いの指導も行っています。また、オリンピック出場騎手と一緒に、一流選手の調教法や乗馬法などを理論的に教える一般向け講習会なども開催し、乗馬初心者にも分かりやすいと好評です。 みやた とものり さんは「集団生活を基本とする馬と社会で生きる人間には共通する部分がある。馬から学んだことを心の教育や人材育成へと発展させ、人と馬をつないでいきたい」と語ってくれました。 プロフィール 宮崎市出身。米国で馬の心理学、行動学を学ぶ。帰国後、競技馬などの調教、悪癖矯正で全国を巡る。有名馬・ディープインパクトのしつけにも関わる。 市長コラム ねこのひげ日記 新チンパンジー舎が いよいよオープン!  この春、フェニックス自然動物園に新たな施設「新チンパンジー舎」がオープンします。現在、動物園では国内で2番目に多い14頭のチンパンジーが飼育されています。チンパンジーは知能が高く学習能力も優れており、道具を使うこともできます。今回、チンパンジーのさらなる行動や能力を引き出そうと、異なる3つの展示場を新築し、来園者が楽しく学べる施設としました。  1つ目は従来のおりによる展示で、自由に動き回る姿を見ることができます。2つ目はチンパンジーがすむ森をイメージしたジャングル型。本来の生育地に近い環境を再現しています。そして3つ目はおりや網をなくしたサバンナ型で、水堀の向こうの広々としたスペースで自然にくつろぐ姿を見ることができます。このように異なる展示を組み合わせるのは国内でも初めての試みで、今までとは違ったチンパンジーの生態を観察できるだけでなく、繁殖数の増加も期待できると考えています。  今後も、さらに魅力ある動物園づくりに努めてまいります。3月24日にはオープニングイベントもありますので、ぜひご来園ください。 コラムタイトルは とじき市長の「宮崎市版・365日誕生花」であるネコノヒゲ(8月31日)にちなんだものです。