=======================906text06======================= 特集 平成31年度 当初予算 みらい君と見る まちのお金の使い方 平成31年度の当初予算が決まりました。今年度は、昨年度からスタートした「第五次宮崎市総合計画」前期基本計画の2年目です。市の財政を読み解く力のある「みらい君」が、宮崎市の基本目標と予算の使い方を解説します。 みらい君から一言  やあ、僕の名前はみらい。  厳しい財政状況が続く中でも、  より良いまちづくりを 目指す宮崎市の  お金の使い方を紹介します。  まずは市の まちづくりの基本目標から。  それは次の5つです。 その1 良好な生活機能 その2 良好な地域社会 その3 良好な就業環境 その4 魅力ある価値の創出 その5 地域特性に合った社会基盤 =======================906text07======================= まちづくりの 基本目標 みらい君から一言 基本目標の 重点項目に沿って 代表的な事業を紹介します。  どんなところに  お金が使われているのかな。 基本目標 その1 良好な生活機能 結婚、妊娠、出産、子育てと切れ目のない支援を行い、あらゆる世代が健やかに過ごせるよう医療や福祉を充実させます。また、消防や救急体制の確保をはじめ、災害に強い環境が整備されたまちを目指します。 子育て支援の充実 「子ども食堂」の取り組みを応援するため、コーディネーターを配置するとともに、「地域の子ども支え合いモデル」として「地域食堂」を開設・運営する団体に費用の一部を助成します。また、保育士の確保や定着を促進します。 医療・福祉の充実 地域包括ケアシステム ぐるみん宮崎 の地域拠点を1カ所設置し、介護予防・生活支援を充実させます。また、介護の資格取得や現場への復帰支援を通じて、介護分野への参入・定着を促進し、良質な人材の確保に努めます。 居住環境の充実 小学校周辺の沿道で倒壊の危険性があるブロック塀の撤去費用を助成します。また、古い一戸建て木造住宅の耐震化を促進します。さらに、公営住宅の建て替えに取り組むとともに、公園遊具などを計画的に新しくしていきます。 生活基盤の充実 南海トラフ巨大地震を想定し、非常食や飲料水などの備蓄を行います。大きな地震では消火栓の断水も考えられるため、耐震性のある貯水槽を整備します。また、老朽化した消防車両を更新し、災害対応力を向上させます。 みらい君から一言 安心して暮らせるまちづくりに、 お金が使われています。 次のページに続くよ