=======================907text08======================= 特集1 報道特番 市庁舎はどうなるの? 今後のあり方が検討されている宮崎市庁舎。市庁舎整備に関する市民懇話会で行われた検討の様子などを報告しながら、現在の状況とこれから先の計画について、宮崎市民テレビ(MST)の ひびの でんたつ レポーターがお伝えします。 MSTレポーター ひびの でんたつ さんから一言  こんにちは。レポーターの ひびのです。  さて、後ろの建物は  現在、築55年が経過した宮崎市役所です。  この市庁舎を今後どうするかについて、  いま検討が行われていることはご存じですか?  今回の特集では、市民の皆さんの関心も高い  市庁舎の今後についてレポートします。 本庁舎は昭和38年12月完成で、現在築55年が経過しています。 現在の庁舎の課題 は次の通りです。 災害対策拠点としての耐震性 洪水による庁舎浸水の可能性 庁舎が狭く、分散している 誰もが使いやすいデザインへの配慮 駐車場の不足 省エネ化など環境への配慮 など 例 その1 待合ロビーが狭い第二庁舎1階 例 その2 スロープが設置されていない会議室棟前 MSTレポーター ひびの でんたつ さんから一言  いろいろな  課題が指摘されています。 2017年度の検討状況 ワーキングチームでの検討を開始 2017年5月に「ワーキングチーム」が発足し、検討を開始。 議会や市民の方の「検討材料」として報告書を作成。        2017年度の検討のまとめ は次の通りです。 その1 本庁舎は、推定耐用年数の築65年となる2028年度までは、必要な維持管理を行いながら使用する。 その2 耐用年数を過ぎる2029年度以降に、本庁舎の「長寿命化」を図るか、「建て替え」を行うかなどについては、議会や市民の皆さんの意見を聞きながら検討を進める。 MSTレポーター ひびの でんたつ さんから一言  2017年度から  本格的な検討が始まりました。 =======================907text09======================= 支庁舎はどうなるの? 2018年度の検討状況 「宮崎市庁舎整備に関する市民懇話会」を設置 市庁舎の整備や今後のあり方について検討するにあたり、広く市民や関係者の意見を聞いて参考にするために、「宮崎市庁舎整備に関する市民懇話会」を設置しました。 市民懇話会での検討 市民懇話会は、2018年7月25日から2019年2月22日まで、合計6回開催されました。会議では、出席した委員が活発に意見やアイデアを出せるよう、ワークショップや市庁舎見学会などを行い検討を深めました。 検討の方向性 は次の通りです。 整備期間については、 長寿命化の場合、約13年 建て替えの場合、現地に建てると約6.5年から8.5年まで、非現地では約4年になります。ただし、土地取得に係る期間は含みません。 概算事業費(建設費+土地購入費用)については、 長寿命化の場合、約134億円 建て替えの場合、現地に建てると約231億円から262億円まで、 非現地では約237億円から275億円までとなります。 現地の概算事業費には、仮設庁舎を建設する場合の土地の貸借料は含みません。ただし、市有地の場合は不要です。 非現地の概算事業費には、土地購入に伴う補償費等は含みません。 MSTレポーター ひびの でんたつ さんから一言  市民懇話会に参加された皆さんに  意見を聞いてみました。 質問 長寿命化について 宮崎市民男性その1から一言  事業費は  長寿命化するのが  一番安いんだよね。 宮崎市民女性その1から一言  老朽化に加えて、  スペースが狭いなど  改善したい点は多いわ。 宮崎市民男性その2から一言  長寿命化は、  整備期間が一番長いね。 質問 建て替えについて 宮崎市民女性その2から一言  長寿命化と比べると  建築にコストがかかるのよね。 宮崎市民男性その3から一言  建て替えを行えば、  今よりも間違いなく便利になるね。 宮崎市民女性その3から一言  どの場所が  一番良いと言えないわね〜。