市広報みやざき 平成26年8月号 850号 全世代をつなぐ情報紙 宮崎市制90周年 [特集1] めざせ!健康人 [特集2] 路線バスで行こう [特集3]教えてセンセイ! ご確認ください! 住民基本台帳カードには有効期限があります! CatchyourDream! みやざき再発見 キラリ!宮崎人 みやざき旬食レシピ 市長コラム『ねこのひげ日記』 宮崎市制90周年記念 みやざきタイムマシン 宮崎けいべん鉄道 1962年(昭和37年)  田園を走る古風な機関車。映画のワンシーンのような光景ですが、これは今から約50年前に実際に走っていた、宮崎けいべん鉄道の姿です。奥の高い建物付近には昭和29年に開港した宮崎空港が見えます。  南宮崎から、青島、白浜など各駅を通り、終点・内海までをつなぐ宮崎けいべん鉄道が開通したのは大正2年のこと。小学校の遠足や修学旅行で、これに乗って「こどものくに」に行ったという人も多いことでしょう。  宮崎軽便鉄道は昭和37年まで、約50年間走り続けました。利用した人は、昭和36年だけでも約44万人。いかに宮崎の交通を支えていたかが分かります。  写真はさよなら運転を行う軽便鉄道。多くの人が沿道に駆け付け、別れを惜しみました。 宮崎けいべん鉄道は、日本で初めて走った蒸気機関車(弁慶号)によく似ていることから、愛称「弁慶号」として親しまれていました 役目を終えた機関車は、原町にある児童交通遊園内にあり、訪れた人に親しまれています 監修:甲斐亮典氏