MiyazakiHumanInterview キラリ!宮崎人12回 日々音楽と共にあること。 それが何よりの喜びです。 宮崎市で輝いている人を紹介する「キラリ!宮崎人」。 今回は、第38回全日本アンサンブルコンテストで金賞に輝いた、 サックス四重奏「ピエドゥプール」の細山田晃さんです。 3月21日に行われた第38回全日本アンサンブルコンテストの様子 プロフィール サクソフォン(サックス)奏者 ほそやまだあきらさん 楽器店勤務。仕事の傍ら、社会人のサックス四重奏グループ「ピエドゥプール」の一員としてコンテストへの参加や、式典、パーティーなどでの演奏活動を精力的に続けている。市消防団音楽隊にも平成10年の結成当時から参加。 小学生で生まれたサックス愛 就職も好きが高じて楽器店へ  創設から38回を数える、アマチュア演奏者のためのアンサンブル(重奏)大会「全日本アンサンブルコンテスト」。この大会に過去7回出場し、金賞に4回輝いているのが、ほそやまださんが参加している「ピエドゥプール」です。「高校の先輩やその知人のつながりで結成し、今年で17年になります。年齢も職業もばらばらですが、演奏が好きな人同士で仲良くやっていますよ」と話すほそやまださん。グループでは、忙しい合間を縫って月1回ほど練習しながら、学校などでボランティア演奏もしています。また、グループ以外のメンバーで、歌やピアノ、ドラムなどと一緒に演奏することもあるそうです。  ほそやまださんとサックスの出会いは小学生の頃。吹奏楽部でトランペットを担当していましたが、サックスの見た目や音色に魅了されたと笑みを浮かべます。「小学校の運動会でのパレードで、サックスの演奏に聞きほれて、ぼくもやりたい! と強く願うようになりました。演奏者が限られているため、なかなかサックスの枠が空かない中ずっと待ち続け、中学2年生の時についに念願がかなったんです」。手にした時は本当にうれしくて、がむしゃらに練習したというほそやまださん。家族に音楽好きがいたわけでもないのにその熱中ぶりには、周囲もびっくり。就職の際には、知人が勤めている管楽器専門の楽器店に、自ら雇って欲しいと懇願しました。「給料はいらない、アルバイトでもいい、と伝えました。どうしても楽器に携わる仕事がしたくて。今考えれば迷惑な話ですが、理解のある会社に入社できたおかげで、今に至ります」 無理をせず継続することで演奏する喜びを実感できる  現在はその楽器店で、学校などを中心に回る営業マンとして活躍しています。これまでの経験を生かし、仕事の傍ら、子どもたちへの演奏指導も行っています。「今の子どもたちは、とても恵まれていると思います。教室や指導者が充実しているし、動画投稿サイトなどで気軽に演奏も楽しめるじゃないですか。昔は音源すらなく、ぼくらは上手な先輩の演奏を必死に耳で覚えるしかありませんでしたよ」。一方、楽譜だけでは音がイメージできない子どもや、指導が充実し過ぎて受け身になる子どもも増えているそう。モチベーションを保ちながら、自主性も伸ばすのは簡単ではないと語ります。  「重視しているのは、無理をさせないこと。無理をせず続けて好きになってくれれば、演奏する喜びも感じられるし、それがまた続けていく力になると思うんですよ」。音楽と共にあることが何よりの喜びだというほそやまださん。演奏にも指導にも、ますます熱が入ります。 みやざき旬食レシピ 12回 パパイア 《パパイアとは》 宮崎市では、主にきよたけ、高岡地区で天敵農法による無農薬でのビニールハウス栽培を行っています。パパイアには数多くの品種がありますが、市内で栽培される品種「サンライズ・ソロ」は果肉が赤味のあるオレンジ色で酸味がなく、さっぱりとした甘さとなめらかな舌触りが特徴です。 《栄養》  抗酸化作用のあるビタミン、カロテンが豊富です。肝臓の解毒酵素の働きを良くするイソチオシアートを含み、体内の解毒効果が期待できます。 《選び方・食べ方》  果皮にハリがあり、乾燥でシワがよっていないもの、ずっしりと重みのあるものを選ぶとよいでしょう。緑がかっているものは完全に熟していないので、全体が黄色くなるまで室温で追熟させます。手に持った時に柔らかさを感じたら食べ頃です。縦半分に切って種を取り、皮をむいて食べやすい大きさに切り分けます。冷やして食べる際は、食べる2時間程前に冷蔵庫で冷やします。パパイアは低カロリーで栄養たっぷりの果物です。クセがなく食べやすいと言われる宮崎産パパイアをぜひ試してみてください。 パパイアと白身魚の炒め和え すりおろしたパパイアでジューシー感アップ! 角切りにしたパパイアは火を通しすぎず、混ぜすぎないのがポイントです。 材料(2人分) パパイア(種と皮を除く) 100g グリンピース(さやを除く) 20g 白身魚(鰆、鯛など) 150g 塩、こしょう 適宜 薄力粉 適宜 サラダ油 大さじ1杯 レモン(くし切り 適宜 A:パパイアソース パパイア(種と皮を除き、すりおろす) 100g レモン汁 大さじ1杯 醤油 大さじ2分の1杯 酒 大さじ2分の1杯 作り方 ①パパイアを2cm角に切り、鍋にグリンピースとかぶるくらいの水、塩少々(分量外)を入れて、沸騰後1分程茹でる。火からおろし、そのまま冷ます。 ②A:パパイアソースを混ぜ合わせ、パパイアソースを作る。白身魚は一口大に切り、塩、こしょうを振り、薄力粉をまぶす。 ③フライパンにサラダ油を熱し、中火で白身魚の皮目から焼き色が付くまで両面を焼く。パパイアソースを入れてひと混ぜし、角切りにしたパパイア、水気を切ったグリンピースを加え、軽く炒め合わせて火を止める。皿に盛り付け、食べる直前にレモンを絞る。 ●レシピ監修 レシピユニット「みやちゃぶ」 「みやちゃぶ」は“食”に興味旺盛な4人で運営しています。特産物や旬の食材を使ったお手軽レシピをお届けします。 メンバー 青木直美、飯田みどり、伊藤佳代、佐藤薫 ※宮崎市地域雇用創造協議会主催フードビジネス・コーディネーター養成講座の平成25年度養成科卒業生で構成しています。 パパイアプレート その他のレシピはこちら ※QRコードの読み取りには、アプリ「QR・JANコード読み取りバーコードリーダー」を推奨しています。 みやざき再発見 息づく命に囲まれて 涼やかな滝音に夏を思う あゆげりの滝(きよたけ町)  きよたけ川支流の水無川の上流にあり、巨岩の合間を縫って落ちる小さな滝。水無川を上ってきた鮎が滝を上れず、跳ね返される様から名付けられました。 ◆きよたけ南ICから県道340号線を南下し、車で15分 ※看板などがないため、行かれる際には十分にご注意ください。  動画はココから ※QRコードの読み取りには、アプリ「QR・JANコード読み取りバーコードリーダー」を推奨しています。