[特集2] 環境学習パートナーと自然を学ぼう  6月は環境月間です。私たち一人一人が環境意識を高め、身近にできる取り組みから始めてみませんか? 宮崎市では、ごみの減量法や省エネ・地球温暖化対策など環境に関する専門知識を持った環境学習パートナーを講師として派遣し、講座を行っています。今回は環境について学ぶ講座の中から、遊びながら理解を深められる「ネイチャーゲーム」を紹介します。 問い合わせ先 環境保全課電話21-1761  ネイチャーゲームは、五感を使いながら生物の特徴や生態、命のつながりをゲーム感覚で身に付けます。さまざまな生き物に関心を持ち、自然と触れ合うことで環境保全の大切さを学びます。今回は、数あるネイチャーゲームの中から身近な生き物をテーマに体験してもらいました。 宮崎市環境学習パートナー     いざきえつこさん 小学1年生15人が体験! 1.自分の身を守る  自然には危険な植物や生き物がいることを学び、実際に遭遇した時の身の守り方、対処法を体験します。 毒を吸い出すための道具に子どもたちは興味津々! ハチをこんなに近くで見たの初めて! 2.助け合う  ハチに刺された時の対処法を実践。ゲーム方式で理解を深めます。また、命の大切さ、人を助ける思いやりの心を学びます。 今助けるからね! ハチに遭遇したら、かがんで静かに隠れようと思った! たむらしょうごさん 3.想像力を高める  生き物のヒントを書いたカードをもとに、その生き物が何なのかみんなで推理します。ヒントをつなげていきながら、生き物の特徴や生態を学びます。 分かった人は、声を出さずに人差し指を鼻にあてて合図 分かりやすいヒントがあってすぐに合図できたよ! はづきてんまさん 4.チームワークで生態を学ぶ  裏返した絵合わせカードを一枚ずつ拾い、その生き物が何であるかを予想。みんなで協力することで思いやりの心や自然への愛が育まれます。 何の生き物かなから? 終わった後はみんなで答え合わせ! 何が出るかドキドキした! かきやまゆうみさん エコチェックシート  家庭や職場でできる省エネ・エコ活動。日頃の生活を振り返り、次の項目をチェックしてみましょう。 □冷房の設定は28℃を目安に □冷房と扇風機を併用し、冷気を循環させる □カーテンやすだれを使って日光を遮る □必要のない照明は消す □電球は、省エネタイプのものを選ぶ □冷蔵庫の設定温度を上げる □使っていない家電のプラグを抜く □一つの部屋で団らんし、冷房と照明の利用を減らす □近くの産地でとれた食材を選び、輸送にかかるエネルギーを減らす □車を使用せずバスや鉄道、自転車を利用する 皆さんもできることから取り組んでみませんか? 環境保全課主任主事    田中和美 環境学習パートナーを派遣します  今回のネイチャーゲームのように、申し込みのあった団体へ講師を派遣しています。講師派遣にかかる費用は、無料です。 対象者 10人以上の市民で構成された学習会、研修会、観察会など 講座内容 エコバッグ・廃油石けん作りなどのリサイクル工作、自然体験、エコドライブ・ノーマイカー実践法 ※そのほか、さまざまな講座があります。詳しくは、市ホームページを確認してください。 宮崎市環境学習で検索 みやざきエコアクション認証制度  市では、環境にやさしい事業活動に継続的に取り組む事業者を募集しています。ここでは、平成26年度の認証事業者を紹介します。 ㈱サモア設備工業、㈱エアライズ、㈱宮崎聡電気工業、㈱文化コーポレーション、㈲児玉工業、㈱九州ジスコン、認定こども園光が丘幼稚園、㈱隆盛建設、㈲テクニカル・キナイ、介護老人保健施設青島シルバー苑 (株)文化コーポレーション (ビルメンテナンス業)  清掃の際に環境にやさしい洗剤を使用するほか、廃棄物の削減や地域のボランティア活動なども行っています。 総務本部長 やまぐちまさあきさん 環境学習指導者養成講座  環境の講話、水辺や里山での実習などの講座です。将来的に地域などで環境保全や環境学習の助言ができるリーダーを育成します。詳しくは、市ホームページに掲載しています。 日程 7月から平成28年1月まで(全8回) 対象・定員 市内在住または在勤、在学する18歳以上の人、20人 場所 宮崎市民プラザほか 料金・費用 金 無料(一部昼食代の負担あり) 申し込み 電話またはファックス番号、Eメールで、氏名、住所、電話番号を6月30日(火曜)までに環境保全課(電話21-1761、ファックス番号22-0405、Eメール09hozen@city.miyazaki.miyazaki.jp)へ。多いときは抽選。 リサイクル小物作りの様子