市広報みやざき 平成28年1月号 867号 全世代をつなぐ情報紙 [特集1] 新年!抱負発表会 [特集2] 動物園ふしぎ発見! CatchyourDream! みやざき再発見 キラリ!宮崎人 みやざき旬食レシピ 市長コラム『ねこのひげ日記』 自治会マスターへの道 みやざき時間旅行 昭和24年から続く市広報みやざきが電子書籍で閲覧できる「宮崎市アーカイブス」。ここでは、時代を感じさせる過去の面白い記事を発掘します! 昭和59年1月号が電子書籍で読める! ※QRコードの読み取りには、アプリ「QR・JANコード読み取りバーコードリーダー」を推奨しています。 画像も宮崎市アーカイブスで大きくご覧頂けます。 今回の旅行先昭和59年 初夢21世紀の宮崎  今回発掘するのは、昭和59年1月号の「初夢 21世紀の宮崎」です。21世紀まで十数年・・・。初夢として21世紀の宮崎を描いています。昭和59年は市制60周年という節目の年にあたり、変わりゆく宮崎市の姿を昭和58年の写真で振り返るとともに、21世紀を目指した新しいまちづくりの第一歩の年になるとしています。 宮崎港:平成2年に大阪とを結ぶフェリーが就航し、現在は神戸航路へ。 宮崎駅:平成5年、高架化により新駅舎完成  当時、市広報紙の作成を担当していました。市制60周年の1月号ということで、市民の皆さんが、大きく変わりゆく21世紀の宮崎を初夢として想像しやすいよう、新幹線や衛星と通信する自動車などをイラストで描いたことを覚えています。地図を見ながら、これからの宮崎を想像してはいかがですか。きっと楽しいですよ。 木元克己さん (64歳) 地名むかしむかし2015 第8回 「じょうがさき」 昭和35年4月号から1年間連載されていた「地名むかしむかし」。市内のいろいろな地名の由来を当時の文章のままお届けします。 昭和35年12月号より  じょうがさきは大淀川の南岸で河口に近い集落である。(中略)むかしは赤江港の港町としてずいぶん栄えたところである。「赤江じょうがさきやしゅもくの町よ、かねがなければ通られぬ」―有名なりようであるが、「またと行くまい丹後の宮津、しまの財布が空になる」という天の橋立の唄と比らぶべきもので、金がなければ通られないほどの消費都市であったのである。(中略)  じょうがさきという名の由来を考ゆるに、じょうがさきのケというのは「の」という意味で、崎は岬である。だからじょうがさきは城のある岬ということである。城というのは曽井城が古来有名で、この城は伊東氏の支族曽井氏の居城であったが、後に伊東氏が取った。この城の城下の港という意味と思われる。 今では見られなくなった白かべ造りの家並み