======================915text0809====================== 特集1 海外との経済交流拡大!  中国・チンタオ市と宮崎市は パートナー都市! 10月号に続いて登場 ここのえ かずらこ ちゃんから一言  アジアのことなら私に任せて!  今回の特集では  宮崎市と交流を進める  アジアの都市を紹介します!  令和元年6月に宮崎市と経済協力で覚書を締結したチンタオ市は、中国サントウ省にある風光めいびな臨海リゾート観光都市です。平成16年には宮崎市観光協会とチンタオ市旅遊局の間で「観光友好盟約」が締結され、両市の観光振興が図られています。今回はそのチンタオ市を特集します! ここのえ かずらこ ちゃんから一言  まずはチンタオ市の位置から。  中国の東部沿岸、  北京と上海の中間ぐらいに  位置します。  チンタオ市は、1898年から16年間ドイツの租借地だったことから、中国国内でも珍しいドイツ建築が多く見られる異国情緒あふれる街で、国内外から年間1億人以上の観光客が訪れます。現在ではサントウ省の海・空の玄関として発展し、高層ビル群がそびえる近代的な風景もまた魅力的な都市となっています。 チンタオ市の概要は次の通りです。 面積 11,282平方キロメートル(参考:宮崎市の面積は644平方キロメートル、宮崎県の面積は7,735平方キロメートル) 人口 1,030万人 宮崎市からの直線距離 約1,100キロメートル 宮崎市からの主なアクセスは、 その1 宮崎空港 発 福岡空港 経由 チンタオリュウテイ国際空港 着(待ち時間含め約6時間です) その2 宮崎空港 発 韓国 インチョン空港 経由 チンタオリュウテイ国際空港 着(待ち時間含め約5時間です) ここのえ かずらこ ちゃんから一言  人口が1,000万人を超える  大都市で、面積も広くて  なんと宮崎県の約1.5倍。  日本の感覚では市というより  県の規模ですね。 写真で見る中国・チンタオ市 異国情緒漂う臨海リゾート観光都市・チンタオ ここのえ かずらこ ちゃんから一言  林立する高層ビルが作り出す美しい夜景は  チンタオの魅力の一つ。  一方で、市内にはドイツ統治時代の  面影を今に残す洋風建築も  数多くあります。 中国・チンタオ市と 経済協力の覚書を締結  昨年6月13日、とじき市長がチンタオ市で「経済協力パートナー」に関する覚書を交わしました。宮崎市とチンタオ市は平成16年から観光分野での交流を続けており、この締結を機に、経済交流も進めることになりました。販路拡大や観光客の増加などの効果が期待されます。 締結により期待されることは、次の通りです。 その1 販路拡大  宮崎市の企業がチンタオ市に進出する際、「国民待遇策」という優遇措置が適用されます。企業の中国進出への足がかりを支援することで、宮崎市企業さらには宮崎市経済の発展を促します。 その2 人の交流促進  毎年8月に宮崎市内で開催している「みやざきチンタオ国際ビールまつり」をはじめ、観光面においてもさらなる人の交流促進を図るなど、既存の観光友好盟約の事業を促進します。