===================922text0203=================== みやざきトピックス #1 「ねい さぶろう 発給のビザ(通過査証)」発見 佐土原町出身の外交官 ねい さぶろう の功績に新しい光 多くのユダヤ人難民を救ったことで知られる すぎはら ちうね が発給した「杉原ビザ」。このビザを受け継いで、ユダヤ人難民達をウラジオストクから福井県敦賀へ向かう船に乗せたのが、佐土原町出身の外交官 ねい さぶろう です。これまで、すぎはら ちうね が発給したビザに ねい さぶろう の署名があるものは発見されていましたが、今回、東京都在住のフリーライター きたで あきら 氏の調査で、 ねい さぶろう が単独で発給したビザが見つかったのです。この「ねい さぶろう ビザ」は、ウラジオストク総領事館総領事代理であった ねい さぶろう が、ウラジオストクに逃れてきたポーランド人一家にビザ発給を懇願され、時の日本政府がビザ発給を禁止していたのにもかかわらず発給したものです。存在が明らかになったのは、この「ねい さぶろう ビザ」で希望のアメリカに渡り、生き延びることができた家族が保管していたビザの写真の提供があったからでした。戦時下の混乱の中、ナチスドイツから迫害を受けたユダヤ人難民を救うために行動した根井の判断。そのおかげで助かった命が、このようにして、今、当時の根井の功績を証明してくれているのです。今回の発見をきっかけに郷土出身の外交官「ねい さぶろう」を多くの人が知り、その存在にさらなる光が当たることを期待したいものです 昭和16年2月に発給された「ねい さぶろう ビザ」。(きたで あきら 氏提供) 人道的立場から主体的に救済措置をとった ねい さぶろう 氏。(ねい さぶろう を顕彰する会提供) ビザで救われた一家。中央の女性の次女が写真を提供してくれました。(きたで あきら 氏提供) ビザ受給者。幾人もの命が救われました。(きたで あきら 氏提供) #2 感謝の気持ちを「ひかり」に託して 「えい、えい!えいさー!」 新型コロナウイルスへ立ち向かう人へ感謝の気持ちを伝える2つの取り組みが6月10日から市役所で始まりました。一つは本庁舎南側の壁面に掲げられた「心をひとつにがんばろう宮崎!えい、えい! えいさー!」の横断幕。もう一つは屋上塔とブーゲンビリアのライトアップ。このライトアップは宮崎県建築士会などがメンバーの宮崎をひかりで変える委員会、日本農業遺産推進協議会、天ヶ城開門さくらまつり実行委員会の協力で実現しました。ブーゲンビリアのライトアップは1分ごとに8色に変化します。横断幕とライトアップは、10月31日までの予定です。 夜はブーゲンビリアが幻想的に輝きます。 本庁舎に掲げられた応援メッセージ。 #3 新生活の緊張もほっとひと息 高校1年生へお茶のいれ方を伝授 6月26日、田野町の日南学園宮崎穎学館で、お茶のいれ方教室が行われました。田野町と清武町の茶業振興会女性部「乙葉会」の皆さんの指導のもと、お湯の温度や注ぎ方で味や香りが大きく変わることに驚きながら、地元の新茶を味わった生徒たち。「帰ったら早速家族にもおいしいお茶をいれてあげたい」と感想を口にしていました。「社会人になった時のマナーとしてはもちろん、日頃からおいしいお茶をいれて味わう心の余裕を持ってもらいたい」という乙葉会の皆さんの気持ちが、生徒たちにしっかりと伝わったようです。 真剣な表情で話を聞く生徒たち。 最後は手つきも慣れてきました。 市広報みやざき No.922 2020年8月 コンテンツ 02 みやざきトピックス 04 特集 子どもは「まちの宝」地域で育てよう 10 女性特有のがん 子宮がん・乳がん検診を積極的に受診しましょう! 11 キラリ! 原田 奈穂子さん(宮崎大学医学部看護学科 教授) 12 開始から100年目! 国勢調査へのご協力をお願いします! 13 ひなたディッシュ 枝豆の冷製スープ 14 ファンファンファン 17 健康・福祉 18 子育て 19 情報ひろば 22 読者の声/自治会「宝」自慢 市長のささや記 23 クロスワード ※掲載の情報は7月1日現在のものです。新型コロナウイルス感染症の影響によりイベント中止などの可能性があります。詳しくは主催者にお問い合わせください。 市コールセンター 電話 25-2111 月曜から金曜日まで(祝日・休日を除く) [受付時間]8時から午後5時15分まで 市役所のさまざまな制度や手続き、施設案内など、気軽にお問い合わせください。このほか、市政に対する要望などもお受けしています。 ファックス番号 38-4894 メール mzkwebm@city.miyazaki.miyazaki.jp ※ファクス・メールは、24時間受け付けています QRコードから市政に関する情報を配信中! 人口と世帯数 7月1日現在(前月比) 人 口 397599人(54人増) 世帯数 183105世帯(205世帯増) 男 性 186896人(30人増) 女 性 210703人(24人増)