===================926text11=================== 輝く次世代の宮崎人を応援 キラリ! わたなべ あいか さん 宮崎市ぎょうざ協議会会長 「ぎょうざ」で地域を盛り上げたい  東京都にある「焼き餃子協会」は8月8日、今年6月までのぎょうざ購入額、頻度ともに宮崎市が日本一と発表。これを追い風にしたいと、9月23日に「宮崎市ぎょうざ協議会」が発足され、その初代会長に選ばれたのが、渡辺愛香さんです。「ぎょうざの消費日本一という市民の認識はまだ薄いと思う。もっとアピールして、年間を通しての日本一を目指したい」と意気込みます。渡辺さんは株式会社屋台骨でぎょうざ部門を担当し、統括マネジャーとして働いています。実家もぎょうざ店だった渡辺さんは、親から受け継いだ技術を生かし、ラーメンが主力の同店で、スーパーなどへのぎょうざの卸を広げ、販売を伸ばしてきました。2年前からは、会社で「高鍋ぎょうざフェス」などに参加。2万人以上の来場者を見て、県民の「ぎょうざ」で地域を盛り上げたい興味関心の高さを実感しました。昨年からは、市内の消費盛り上げのために「ぎょうざの日」を設定。業者に呼び掛けて、毎月3日は参加店ごとにサービスする活動も始めました。「宮崎ぎょうざは地元産食材にこだわっているところも多い。消費が増えると、生産者にも還元できる。また、ぎょうざは宮崎というイメージが全国に広まると、観光資源にもなるはず」と期待を込めます。新しい宮崎の魅力が、生まれつつあります。 「ぎょうざフェスの開催はもちろん、クラウドファンディングにも挑戦するなど、任期中は何かと仕掛け続けていきたい」と渡辺さん。 協議会の総会で。業者を中心にした正会員は25社。ニラ農家などの賛助会員もいる。 プロフィール 平成21年から5年間、実家のぎょうざ店で働く。その後株式会社屋台骨に事業譲渡し、家業を廃業。そのまま同社に入社し、ぎょうざ部門を担う。今年9月、宮崎市ぎょうざ協議会発足とともに初代会長に就任。