市広報みやざき 平成28年3月号 869号 全世代をつなぐ情報紙 [特集1] 市民の台所 市場へようこそ! [特集2] 18歳選挙権の基礎知識 [特集3] もっと知りたい!奈良県橿原市 CatchyourDream! みやざき再発見 キラリ!宮崎人 みやざき旬食レシピ 市長コラム『ねこのひげ日記』 自治会マスターへの道 みやざき時間旅行 昭和24年から続く市広報みやざきが電子書籍で閲覧できる「宮崎市アーカイブス」。ここでは、時代を感じさせる過去の面白い記事を発掘します! 昭和41年昭和41年3月号が電子書籍で読める! ※QRコードの読み取りには、アプリ「QR・JANコード読み取りバーコードリーダー」を推奨しています。 今回の旅行先昭和41年 姉妹都市の盟約式!  今回発掘するのは、昭和41年3月号の「両市の繁栄を祈ってめでたくかしはら市で姉妹都市の盟約式」です。かしはら市でほうしゅくパレードが開催されるなど町をあげての歓迎ムードの中、日本一の姉妹都市になるようにと神武天皇のゆかりで結ばれた宮崎市とかしはら市の姉妹都市盟約式が行われました。 姉妹都市になって50年!盟約式の様子を振り返ります [シャンシャン馬] パレードの中で特に人気を集めたのがシャンシャン馬。たくさんのかしはら市民が詰め掛け、交通が一時まひしたほど。 [ほうしゅくパレード] パレードの様子。バッチョ傘に赤ハッピを着て、沿道のかしはら市民に「宮崎は暖かくてよいところです」とアピールしました。 [巻物の盟約書に署名]  50年前に両市長、議長が巻物の盟約書に署名をしている様子です。下の写真がこのとき署名した巻物です。  宮崎市に保管されている姉妹都市の盟約書には「姉」の文字が!実際に「姉」と「妹」があることに驚きました。   かしはら市へは交流担当としてこれまで3回訪れていますが、かしはら神宮の荘厳さは必見ですね。 宮崎市秘書課主査岩佐晃  神武天皇によって遠く離れた両市が結び付けられたことに神秘さを感じます。  宮崎市には、マンゴーや地鶏などおいしいものがたくさんありますが、うどんを食べたときは想像以上のおいしさに思わず「ウマいっ!」と叫びました。  かしはら市企画政策課 山口慎司係長 地名むかしむかし2015 第10回 「みやざき」 昭和35年4月号から1年間連載されていた「地名むかしむかし」。市内のいろいろな地名の由来を当時の文章のままお届けします。 昭和36年2月号より  古い文書によると、宮崎は郡の名としてあらわれる。(中略)古くは国の下にあがたがあった。そしてあがたの名が郡となったようである。だから宮崎郡は古くは宮崎あがたであった。  古い宮崎のあがたをミヤザキと呼んだのはなぜであるかというと、宮のある崎(岬)という意味である。宮とは皇居を意味する。『神皇正統記』には神武天皇は、日向の国にましましたときは宮崎の宮に居られたと書いてある。すなわち宮崎神宮は、その宮崎の宮の跡に天皇を奉斎した社であると伝えられている。  (中略)宮崎の名は郡名にのみ残ったが、地方の名としてはずっと宮崎の呼び名が続いたのである。 写真は宮崎神宮