宮崎市からのお知らせ 市政CLIP CLIP1 水道料金を10月1日使用分から改定します  宮崎市上下水道局では、南海トラフ巨大地震に備えた水道管の耐震化などに多額の費用が必要となり、安全・安心な水道事業を将来の世代に引き継ぐため、水道料金(上水道料金・簡易水道料金)の値上げに関する議案を、平成27年12月の市議会に提出し、可決されました。これに伴い、水道料金を平成28年10月1日の使用分から改定します。 問い合わせ先 上下水道局総務課 電話26-7580 ファックス番号24-1047 料金改定のポイント ①料金水準を引き上げます  水道料金水準は、将来にわたって水道施設を持続していくため、施設の老朽化対策や耐震化に掛かる費用を見込んだ上で、次の3つの視点から検討しました。 [1]収支不足の解消を図る [2]安定した事業運営の運転資金を確保する [3]今後、人口減少が見込まれる中で、将来世代へ負担を先送りしないために企業債の借り入れを抑制していく  この結果、上下水道事業経営審議会(市長の諮問機関)でも、20%程度の収入の増加が必要と判断しています。 ②基本水量を廃止します  水道料金は、主に施設の維持管理費などの固定的な経費を賄うための「基本料金」と、使った水の量に応じた「従量料金」で構成されています。  今までの基本料金は、1か月当たり10立方メートル分(基本水量)までは一定の水道料金をいただいていました。  しかし、一人世帯の増加や生活形態の変化などにより、使用水量が基本水量に満たない世帯が増加したため、世帯間の負担を公平にするため基本水量を廃止します。 ③水道料金を統一します  きよたけ町域では、合併後も引き続き旧きよたけ町の制度(料金体系)を適用してきました。合併時の取り決めにより今回、料金制度を統一します。 毎月払いも可能に  現在、料金の支払いは原則2か月分の一括支払いであり、支払いの負担感が大きくなっています。この解消のため、口座振替で支払っている人のうち、希望する人は1か月ごとに支払いができるようにします。 一般的な3人世帯の家庭における1か月あたりの水道料金の比較 (口径13ミリメートル、使用水量20立方メートル) 税込8%で改定前2,462円、改定後2,905円 改定前より443円増しなります。 ※きよたけ町域は637円増となります。 ※今回の改定による下水道使用料の変更はありません。 料金改定に係る検討  今回の改定では、平成27年6月に、「水道料金の改定」について、市長から上下水道事業経営審議会に諮問し、5回にわたる審議を経て、同年10月に答申を受けました。答申書と審議の概要は上下水道局ホームページに掲載しています。 上下水道局ホームページはこちら 詳しくは「せせらぎ」をご覧ください  宮崎市上下水道局では、広報紙「せせらぎ」を発行しています。特別号(4月以降検針時に配付を予定)では、水道料金改定について詳しく説明します。 上下水道局総務課主任主事谷元亮太 CLIP2 がんばる市民活動団体を応援します  現在、宮崎市では多くの団体が福祉や教育、防災、環境保護など、さまざまな分野で市民活動に取り組んでいます。市では、公益性があり、市民の皆さんや地域への波及効果が大きい市民活動がより活発となるよう、支援を行っています。 問い合わせ先 地域コミュニティ課 電話21-1714 ファックス番号22-0200 市民活動とは? 営利を目的とせず、社会的な課題の解決に向けて市民が自発的・自主的に行い、不特定多数の人に、利益の増進につながることを目的とする活動 宮崎市民活動センター(宮崎市民プラザ3階)  市民活動団体の交流や情報交換の場として利用できます。センター登録団体が使用できる会議コーナーなどもあります。 [利用時間] 9時から午後10時まで(日曜日は9時から午後6時まで) 宮崎市市民活動支援補助金  市民の皆さんから頂いた寄付金に、市が同額を上乗せして積み立てた宮崎市市民活動支援基金をもとに、市民活動団体の活動を支援するための補助金を交付しています。平成27年度までに318の事業に補助を行い、市民活動の推進に役立てられてきました。皆さんも「寄付」という形で市民活動を応援しませんか。 あなたの善意が倍になって市民活動に役立てられています 個人、事業者が寄付 市が同額を上乗せして積立 寄付金額が倍に! 市民活動支援基金に貯まった分だけ、市民活動の幅が広がります さまざまな市民活動に使われます お知らせ 市民活動支援補助金平成27年度成果発表会・平成28年度団体募集説明会を行います。 日時 4月9日(土曜) 午後1時から午後3時30分まで 場所 宮崎市民プラザ 補助金で防災のまちづくりに取り組みました  宮崎県内の企業、団体、個人などと協働し、防災や環境保全といった社会貢献活動を支援する活動を行っています。今年度は市民活動支援補助金を受け、地域の防災力の向上を目指し、消防局や宮崎市内の大学と協働して防災に関する研修会などを開催しました。補助金を活用することで、若い世代や地域の皆さんなど、たくさんの参加をいただき、実りの多い取り組みとなりました。  私たちの他に、積極的に市民活動を行っている若い世代や女性たちがたくさんいらっしゃいますが、市民の皆さんの善意で支えられるこの補助金によって、活躍の場がさらに増えていくと思います。 一般社団法人みやざき公共・協働研究会 出水和子さん