===================930text11=================== 輝く次世代の宮崎人を応援 キラリ! ほりうち ゆきこ さん 野崎漬物フーディーズ女子硬式ソフトボール部監督 宮崎女子ソフトボール界に 新たな風を吹き込むリーダー  この春、県内で36年ぶりとなる女子硬式ソフトボールの実業団チーム「フーディーズ」が誕生しました。社員の8割を女性が占める野崎漬物(株)が、選手を社員として採用する形で女子クラブチームを設立。その初代監督に就任したのが、実業団で活躍した経歴を持つ堀内祐規子さんです。「15年前の国体で宮崎県ソフトボールチームのキャプテンとして出場した時のつながりやご縁で、今回の監督の話をいただきました」と堀内さん。長い間県内に実業団チームがなかったため、有力選手は県外に流出。そのため国体には即席のチームで出場してきたのだそう。しかし、受け皿ができたことで、地元で好きなスポーツをしながら働く選択肢ができ、実業団チームが国体を狙えるチャンスも見えてきました。現在チームには13人が在籍。今春入社する10代のメンバー3人と、国体出場経験者で構成されます。「しばらくは若い選手をどう獲得するかが課題。メンバーが楽しんで競技することを目指し、魅力あふれるチームに育てたい」。〝仕事も好きなことも諦めない〟新しい働き方のモデルとして、また6年後に本県で開催される国民スポーツ大会(前国体)で上位進出の原動力として、さまざまな方面から注目を集めています。 練習試合で選手としてソフトボールを楽しむ堀内さん。「メンバーと楽しみながらやっていきたい」と語る。 メンバーと一緒に。「ソフトボールが仕事への活力になるといいです」と堀内さん。 プロフィール 宮崎市生まれ。日南学園女子ソフトボール部、大阪国際女子大学を経て、大鵬薬品工業のクラブチームに入団。その後教員免許を取得し、宮崎県内で3年間教職に就く。野崎漬物フーディーズ女子硬式ソフトボール部発足とともに監督就任。