===================933text12=================== 新型コロナワクチン接種を進めています 接種の効果と副反応のリスクの双方について正しい知識を持ちましょう。ワクチン接種について、専門家の医師とすでに接種を受けた方にお話を聞きました。 専門家に聞く 宮崎市新型コロナウイルスワクチン接種検討会 会長 クリニックうしたに院長 うしたに よしひで さん 疑問その1 ワクチンの効用をお聞かせください 回答その1 ファイザー社のワクチンでは、ワクチンを受けた人は受けていない人と比べて、新型コロナウイルス感染症を発症する割合が約95%少ないということが報告されています。ワクチン接種により発症者の減少と、死亡者や入院などが必要な重症患者の減少が期待できます。 疑問その2 ワクチン接種により期待できることは何ですか? 回答その2 人口の一定割合以上の人が免疫を持つことで、感染症が流行しなくなり、免疫を持たない人を感染から守り、ひいては社会全体を感染症から守ることになります。 疑問その3 なぜ副反応が起きるのですか? 回答その3 一般的にワクチンは、体に入った感染症の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱めたり、毒素を無毒化したりすると言われています。ワクチンを接種することで、必要なチカラ(免疫)を体につけることができます。ワクチンを体内に入れるため、自然に感染した場合と同じように、体の反応として一時的に発熱などの症状が出ることがあります。ワクチンの副反応は、正常な生体反応の一部と考えることができます。 疑問その4 どれくらいで副反応の症状が治まりますか? 回答その4 いろいろな副反応の発生時期は接種翌日が最も多く、ほとんどの場合、2、3日で改善します。数日経っても改善しない場合や症状が強い場合、普段とは違う体調変化を感じた場合は、県の副反応相談センターや医療機関へ相談してください。 疑問その5 市民に呼びかけたいことはありますか? 回答その5 原則としてワクチン接種は体調がいいときに受けましょう。また、ワクチン接種を受けた人は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防できると期待されています。ワクチンを受けた人も受けていない人も、社会生活を共にするので、ワクチン接種を受けた人も引き続き、3密「密集・密接・密閉」の回避、マスクの着用、手洗いやアルコール消毒の励行、咳エチケットなど感染予防対策を継続してください。 被接種者に聞く 宮崎市民生委員児童委員協議会 会長 おさだ いちろう さん 疑問その1 接種前に不安はありましたか? 回答その1 私は民生委員として高齢の方や子どもと接する機会が多いため、接種をすることにしました。副反応が不安ではありましたが、接種前に会場で丁寧に説明をしていただき安心して接種を受けることができました。 疑問その2 接種を受けての感想は? 回答その2 副反応としては、1回目の接種では腕を上げた時に痛みが2から3時間、2回目ではその痛みが少し強く半日ほど続きましたが、それ以降は何もありませんでした。ワクチン接種が進むことで、さまざまな活動が再開できることを願っています。 ワクチンの安全性・有効性や接種後の副反応など、医学的知見が必要となる専門的な相談はこちら 問い合わせ先 宮崎県コロナワクチン副反応相談センター 電話0985-26-4609 ファックス番号0985-26-1000 受付時間 24時間対応 (年中無休) 宮崎市のワクチン接種に関するご相談やお問い合わせはこちら 問い合わせ先 宮崎市新型コロナワクチンコールセンター 電話0985-78-0567 受付時間 午前8時30分から午後7時まで (年中無休)