市広報みやざき 平成28年6月号 872号 全世代をつなぐ情報紙 特集1] 第2弾 野菜を食べよう ミヤザキベジタブルプロジェクト 目指せ!エムブイピーサンゴマル! [特集2] 困りごとを抱えていませんか? [特集3] みんなでクールチョイス! CatchyourDream! みやざき再発見 キラリ!宮崎人 旬食レシピのお弁当 市長コラム『ねこのひげ日記』 NEW 集まれ!自治会のゲンキ! みやざき時間旅行 昭和24年から続く市広報みやざきが電子書籍で閲覧できる「宮崎市アーカイブス」。ここでは、時代を感じさせる過去の面白い記事を発掘します! 昭和60年6月号が電子書籍で読める! ※QRコードの読み取りには、アプリ「QR・JANコード読み取りバーコードリーダー」を推奨しています。 今回の旅行先 昭和60年6月 市広報が届くまで…  今回発掘するのは、昭和60年6月号の「市広報が届くまで…」です。市民と市政を結ぶ市広報みやざき。どのように作られて、皆さんの手元に届いていたのか、イラストで詳しく解説されています。 現在の広報紙はこうして作られます 編集会議 どのような内容を載せるか、どのような見せ方にしたら分かりやすいかなど話し合います。 取材 紙面の内容が決まったら、取材に出て情報収集。会議から取材までの行程は昔と一緒ですね。 原稿作成・デザイン 取材した情報や写真をもとに、印刷会社と協働して紙面を作成します。写真も電子化されているので、昔に比べると簡単に加工したり、修正したりできるようになりました。 校正 作成した紙面に誤字脱字など無いか、複数で念入りにチェックします。 完成 出来上がった広報紙が皆さんのもとに届けられます。  毎号、皆さんが手に取りたくなるような広報紙になるよう、表紙にこだわっています。また、漫画やイラストを用いるなど分かりやすい紙面づくりを心掛けています。 秘書課 主査 黒木進次 地名をたずねて昭和36年5月 「つるのしま」 昭和36年4月から連載されていた「地名をたずねて」。市内のいろいろな地名の由来を当時の文章をもとにお届けします。  つるのしまは大淀川の北岸、橘橋の西の方の地名で、NHKの宮崎放送局があるので有名である。[中略]  大淀川のほとりで鶴の島というから鶴でも舞ってくるように思われるが、ここの鶴は鳥のツルとはなんの関係もない。ここの西から北にかけてかみつるしもつるという町がある。これが古い名でツルノシマのツルもほんとうはつるである。河の流れが変化してもと川のあったところにできた土地をツル(つる)という。東臼杵郡きたかた村役場のあるかわづる、その他つるの地名は多い。[中略]  つまり大淀川がつくった川中の島であったのが、川の流れがだんだん南に寄ったので陸続きとなったわけで、もとは川の流れがつくった島であったからつるの島とよぶわけである。 写真はつるのしま町(当時) このあたりは戦後急に住宅がふえ今では三百六十戸、千四百人の人がすんでいる。中央はNHK宮崎放送局。