===================939text0405=================== 特集1 2021年を振り返ろう 2021年は新型コロナウイルス感染症により行動が制限された1年。そうしたなかでも、本県では国文祭・芸文祭みやざき2020が、国内では東京2020オリンピック・パラリンピックが1年の延期を経て開催されました。本市の2021年を写真とともに振り返ります。2022年もより良い年になりますように。 1月から12月 猛威を振るった新型コロナウイルス 1回目接種回数 2回目接種回数 接種対象者人口 12歳から19歳 23185人 22307人 31199人 74.3パーセント 71.5パーセント 20歳から29歳 26631人 25804人 36381人 73.2パーセント 70.9パーセント 30歳から39歳 32800人 31985人 44177人 74.2パーセント 72.4パーセント 40歳から49歳 47009人 46287人 57607人 81.6パーセント 80.3パーセント 50歳から59歳 44287人 43766人 50419人 87.8パーセント 86.8パーセント 60歳から69歳 47211人 46648人 53385人 88.4パーセント 87.4パーセント 70歳から79歳 47167人 46926人 49851人 94.6パーセント 94.1パーセント 80歳から89歳 25986人 25802人 27321人 95.1パーセント 94.4パーセント 90歳から99歳 7144人 7055人 7668人 93.2パーセント 92.0パーセント 100歳以上 235人 233人 277人 84.8パーセント 84.1パーセント 新型コロナワクチン年代別接種率 市民の皆さまに、ワクチン接種の趣旨をご理解いただき、接種の推進にご協力いただいた結果、11月末までに、接種対象者の8割を超える約29万7千人の方が2回の接種を受けられました。また、12歳から39歳の若い世代でも、7割を超える約8万人の方が2回の接種を受けられました。 市ではワクチン接種を受けた人の声を集めた動画を作成、接種を呼びかけました。 第3波 赤圏域 1月7日から2月7日まで 県緊急事態宣言 1月7日から2月7日まで 第4波 赤圏域 5月2日から5月31日まで 県緊急事態宣言 5月9日から5月31日まで 第5波 過去最高93人の新規感染者 赤圏域 8月4日から9月30日まで 県緊急事態宣言 8月11日から9月30日まで 感染拡大防止強化月間 7月19日から8月31日まで まん延防止等重点措置 8月27日から9月30日まで 感染者数の推移 感染力の強いデルタ株が猛威を振るった第5波では、過去最多となる1日あたり93人の感染を記録。8月27日から9月30日までは本県で初めて「まん延防止等重点措置」が適用され、人流制限や、飲食店などに対しては営業時間の短縮や酒類提供などの自粛が求められました。 市総合体育館で集団接種を行いました(現在は柔道場で実施中)。 2月 日本農業遺産認定 田野・清武地域の「大根やぐら」に代表される「干し野菜」と露地畑作の高度利用システムが、伝統的で重要な農林水産システムとして、国内の畑作地域で初めて「日本農業遺産」に認定されました。 4月 新·小戸之橋開通 平成25年から始まった架け替えが終了。約7年半の工事や、地域住民による地域活性化イベント(ストリートフェスティバル)等を経て、全長506m、両側に歩道のある新・小戸之橋が開通しました。 5月 「GIGA スクール構想」始動 市内すべての小・中学校に高速大容量のネットワーク環境が整備され、5月末までにすべての児童・生徒にタブレット端末が整備されました。これからのAI時代を生き抜く力が身に付くよう、子どもたち一人一人への「個別最適化された学び」の取り組みが始まりました。 7月から9月 東京2020オリンピック·パラリンピック開催 1年延期となり直前まで開催が危ぶまれた東京2020オリンピック・パラリンピック。観客が制限されたなかでの開催となりましたが、アスリートの頑張りが感動や勇気を与えてくれました。 本市では8か国6種目の事前合宿が行われました。合計25個のメダルを獲得し、「結果の出るキャンプ地・宮崎」を示すことができました。 7月から10月 国文祭·芸文祭みやざき2020開催 「山の幸 海の幸 いざ神話の源流へ」をキャッチフレーズに、第35回国民文化祭・みやざき2020、第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会が1年の延期を経て開催されました。市内では「太鼓の祭典」やコンテンポラリーダンスによる「空想運動会」、「神話フェスティバルin青島」など、文化や芸術を楽しむ20のイベントが行われました。コロナ禍により一部中止になりましたが、オンラインでの出演など新たな取り組みにもチャレンジし、宮崎から文化芸術を全国へ発信しました。 「太鼓の祭典」のオープニングでは県内6団体72人が共演。ダンス公演「空想運動会」では小学生20人も参加。 9月 豪雨災害 台風14号の接近に伴う豪雨で9月16日に土砂災害が発生。JR小内海駅北側斜面が幅約100メートル、高さ約70メートルにわたって崩壊し、多くの人の生活に影響がでました。 国道220号とJR日南線に大量の土砂が流入し、国道の一部が全面通行止めとなりました。 多くのボランティアが土砂の撤去や家財道具の運びだしなどを手伝いました。 懸命な復旧工事により、34日ぶりに全面通行止めが解除されました。 11月 宮崎市フェニックス自然動物園50周年 1971年に開園した宮崎市フェニックス自然動物園が開園50年を迎えました。50周年を記念し、人気動物を決定する「動物園総選挙」や「想い出動物園展」など、さまざまなイベントを開催しました。 動物園総選挙に65種の動物が立候補。1位に輝いたのはアジアゾウの「みどり」。アジアゾウに投票した人の中から20組に記念品が贈られました。 動物ものまね芸人で落語協会会員の えどや こねこ氏、総合地球環境学研究所所長の やまぎわ としかず氏を招いて「地方動物園の未来」と題し講演会やパネルディスカッションを開催しました。