市広報みやざき 平成28年9月号 875号 全世代をつなぐ情報紙 [特集1] 災害対策 市民一斉チェック! その備えでホントに安心ですか? [特集2] 乳がん検診ってどんなもの? CatchyourDream! みやざき再発見 キラリ!宮崎人 旬食レシピのお弁当 市長コラム『ねこのひげ日記』 集まれ!自治会のゲンキ! みやざき時間旅行 昭和24年から続く市広報みやざきが電子書籍で閲覧できる「宮崎市アーカイブス」。ここでは、時代を感じさせる過去の面白い記事を発掘します! 昭和38年9月号が電子書籍で読める! ※QRコードの読み取りには、アプリ「QR・JANコード読み取りバーコードリーダー」を推奨しています。 今回の旅行先 昭和38年9月 張切る空の若者たち  今回発掘するのは、昭和38年9月号の「張切る空の若者たち きょうも航大機とぶ」です。民間航空のパイロットを多く輩出している航空大学校。当時の現役パイロットの中には、宮崎出身者も5人いたそうです。先輩たちに続くべく、訓練に励む学生の様子が書かれています。 現在の航空大学校  当時の入学資格は高校卒業以上でしたが、現在は、専門的な教育を重点的に行うため、4年以上の大学に2年以上在学、短期大学を卒業などと改められています。また、航空機の性能向上に伴い、女性もパイロットを目指しやすくなり、受験者も増加しています。宮崎キャンパスのほかに、帯広キャンパス、仙台キャンパスがあり、それぞれのキャンパスでの必要課程を修了後、航空会社へ就職します。 7月8日に卒業した第60回生Ⅳ期の皆さん 昭和40年から使用されていた訓練機 現在宮崎キャンパスで使用している訓練機 空の日イベントを開催! 毎年航空大学校と宮崎ブーゲンビリア空港で開催している大人気のイベント!訓練機体験飛行やフライトシミュレーター操縦体験など、さまざまな催し物が盛りだくさんです。 日時 10月23日(日曜)9時から午後4時まで 問い合わせ先 独立行政法人 航空大学校 電話51-1211ファックス番号51-1229 航空大学校facebook  昔から空港や飛行機の雰囲気が好きで、自分が住んでいる街を飛んでみたいと思い受験しました。パイロットになるためには覚えることがたくさんあり大変ですが、宮崎出身のパイロットがもっと増えると嬉しいです。 第61回生Ⅲ期 宮崎市出身 かんめらくにともさん(24歳) 地名をたずねて昭和36年8月 「のくび」 昭和36年4月から連載されていた「地名をたずねて」。市内のいろいろな地名の由来を当時の文章のままお届けします。  のくび部落は市内瓜生野にある。[中略]ここは西の方の久保、竹篠からのびてきた丘地が大淀川に迫っているところにあり、直純寺の岡を頭とすれば、ちょうど首にあたるのくびという名の起ったゆえんであろう。[中略]  さどわら町にも「ノクビ」というところがある。[中略]ここはさどわら城の南で、南方からさどわら城に入る入口にあたるのである。[中略]  宮崎城にも四つの入口があった。[中略]ここにものくびがあり、それは宮崎城のある丘地が池内で挟まっている首のようなところを指している。  だからのくびという地名は一連の丘がせばまった首のようなところの意味であるが、それゆえに城を築く上にはもっとも重要な地点であったということができる。 写真は瓜生野ののくび下地区(当時)