===================949text0809=================== 特集3 子どもを事故から守る 商品やサービスの事故に気をつけよう  消費生活センターでは、契約トラブルのほか、製品を使ってケガをした、サービスを利用して障がいを負ったなど、生命、身体への危害、危険に関する相談も受け付けています。  特に6歳までの子どもは大人が予期しない行動をとることがあり、重大な事故が発生するおそれがあります。子どもの身の回りの環境に注意し、事故を未然に防ぎましょう。 子どもに起こりやすい事故と対策 寒くなる季節。やけどに要注意 やけど事故 子どもの目線に立った家電の配置を! 電気ストーブなどの熱が発生する家電は安全柵で囲む、子どもの手の届かない高さに置くなどの対策をとりましょう。 安全に配慮した製品を選び事故の未然防止を! スチーム式加湿器などの家電から出る蒸気は100度近くになることがあります。蒸気レスなど、対策機能がある家電を積極的に選びましょう。 電気カーペットなどを長時間使用し続けないで 子どもは皮膚が薄く短時間で深いやけどになりやすいため、暖かく感じる程度でも長時間温め続けると低温やけどになるおそれがあります。 食事での窒息に要注意 窒息事故 豆やナッツ類は5歳以下には食べさせないで のどや気管に詰まらせて窒息や、小さく砕いても気管に入り込み肺炎や気管支炎になるリスクがあります。 ぶどうなど球状食品は丸ごと食べさせないで 球状の食品は丸ごと食べると窒息のリスクがあります。乳幼児には4等分にする、調理してやわらかくするなどし、よく噛ませて食べさせましょう。 姿勢を正して、食べることに集中を! 食べるときは姿勢を正して、食べることに集中させましょう。食物を口に入れたまま走る・笑う・泣く・声を出すのは、窒息・誤飲や誤えんのリスクがあります。 その他注意が必要なもの:ボタン電池、薬、洗剤、おもちゃなどの誤飲や誤えん、就寝時の窒息事故など 上記以外にも、入浴時などに起こる水まわりの事故や転落事故など、さまざまな事故が起こりえます。注意するポイントなどの詳しい情報はこちらのサイトをご覧ください! 子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック(消費者庁) 生命・身体にかかわる危険(消費者庁) さまざまな事故事例(経済産業省) 子どもだけではない 商品やサービスの事故にはさまざまなケースがあります すべての世代の人も事故について知っておきましょう 除毛剤による皮膚障がい 事例:除毛剤を顔や腕に使用したら発疹が出た。 注意点 使用上の注意をよく確認し、正しく使用しましょう。異常が生じたときは使用を中止し、症状がひどい場合は医療機関を受診しましょう。 コンタクトレンズで眼障がい 事例:個人輸入サイトで購入した未承認のカラーコンタクトを使用したら角膜が傷つき炎症がおきた。 注意点 個人輸入の未承認コンタクトレンズは、日本で安全性が確認されていません。安易に購入せず、眼科医の処方に従ったレンズを選びましょう。 モバイルバッテリーなどの発火・発煙事故 事例:充電中のモバイルバッテリーが真っ黒に焦げて煙が出た。 注意点 リチウムイオン蓄電池を使用している製品は、使い方を誤ると火災の原因になることもあります。高温の環境に放置しない、充電中は周囲に可燃物を置かないようにしましょう。 コードなど配線器具の事故 事例:コードの差込口が発火し、製品が焼損した。 注意点 電気コードを引っ張って抜く、束ねたまま使用する、水分が付着したまま使用するなど使い方を誤ると発火事故につながる危険性があります。 安価な日用品の事故 事例:安くで購入したUSBケーブルから火花が散り、指をやけどした。 注意点 価格が安い物ほど、衝動的に購入する傾向があります。「警告」「注意」「対象年齢」などの表示を確認し、安全性を考慮して購入するようにしましょう。 インターネット通販で購入した製品の事故 事例:ネット通販で外国製の自転車を購入。使用中に破損しケガ。返金してほしいが、ネット通販の履歴を消去し問い合わせ先が分からない。 注意点 返品条件などの契約内容や販売事業者の連絡先を確認し購入するようにしましょう。 安全・安心な消費生活を送れる社会を目指します! 消費生活センターでは消費者トラブルなどの相談や出前講座による啓発を行っています。市民の皆さんの安全・安心な生活を確保するため、これからも消費生活相談や啓発の充実、自立した消費者の育成などに継続的に取り組んでいきます。 市長 きよやま とものり 製品事故、消費者トラブルかなと思ったら消費者ホットライン 188(いやや) ※全国共通局番なしの電話188までお電話ください 消費者庁消費者ホットライン188イメージキャラクター イヤヤン 4 質の高い教育をみんなに 持続可能な社会をつくるために必要な知識や技術を身につけよう。 問い合わせ先 商業政策課 消費生活センター 電話21-1755 ファックス番号28-6572