===================951text08=================== 小・中学校での働き方改革が進んでいます 市は教師の長時間労働を改善するために働き方改革を令和元年から進めています。令和5年度までに時間外勤務の上限を月45時間以内・年360時間以内を目標にしています。労働環境を改善することで、気持ちに余裕を持って子どもたちとふれ合える時間の確保に努めます。 各学校の取り組み 時間外勤務を減らすために市内の小・中学校では各学校独自の取り組みをしています。 事例1 生目台中学校 部活動指導員の配置 地域の外部人材を活用した「部活動指導員」の配置によって、生徒は専門的な指導を受けることができるようになりました。また、土日の練習や大会などで引率を行うので、部活動顧問の負担軽減にもつながっています。 事例2 赤江小学校 事務作業などの補助スタッフ配置 「スクール・サポート・スタッフ」という学級担任の教材準備や事務作業を補助するスタッフを配置し、担任の負担を軽減。担任は子どもたちのための時間に専念することができています。 事例3 国富小学校 「働き方改革」を川柳風で啓発 「ビルドするなら、まずスクラップ」など、教頭先生がユニークな川柳風の掲示物を作り、職員室などに掲示し、働き方改革を啓発。45時間以上の時間外労働なしの月があるなど効果が出ています。 事例4 東大宮小学校・宮崎西小学校 午前中に5時間授業で下校時刻を早める1時間目の授業開始時刻を早めるなどして午前中に5時間授業をしています。教師は時間的にゆとりをもって翌日の授業準備や教材研究に取り組めるなど、働き方改革につながっています。 市のこれまでのおもな取り組み 学校の留守番電話の設定による時間外連絡体制の設定 教師の事務作業を補助する「スクール・サポート・スタッフ」の設置 ICT活用による効率的な授業改善や教材研究 部活動指導員の配置 児童生徒の見守り体制など地域との連携・協働 時間外勤務平均値(10月)の変化 平成30年度に調査開始以来、確実に時間外勤務が減少しています。(平成30年10月と令和4年10月の対比) 小学校全体 平成30年 40時間40分 令和4年 28時間27分 12時間13分減 中学校全体 平成30年 59時間9分 令和4年 43時間15分 15時間54分減 小学校教頭 平成30年 96時間36分 令和4年 63時間27分 33時間9分減 中学校教頭 平成30年 92時間54分 令和4年 71時間56分 20時間58分減 今後も改革を進め、先生と子どもたちとのふれ合いの充実を目指していきます。 問い合わせ先 教育委員会 企画総務課 電話85-1857 ファックス番号44-5445