===================952text11=================== 明日を見据える注目の人財をピックアップ キラリ! はらぐち そうた さん とちぎ国体走高跳び優勝 自分の課題に向き合い自己ベストを更新  昨年10月、本県の選手がとちぎ国体で優勝という速報が流れました。陸上少年男子走高跳びに出場した宮崎農業高校3年生·はらぐち そうた さんの快挙でした。原口さんが走高跳びを始めたのは小学4年生のころ。当時所属していた陸上クラブで、さまざまな競技に挑戦できる機会があり、たまたまやってみた走高跳びで思いがけない好成績が出たことがきっかけでした。「中学校までは目立つ成績を残せていないのですが、高校に入って1メートル90センチ台を跳べてから記録が伸び始めました」と話します。理由としては、高校生になって身長がかなり伸びたことと、県が主催する「跳躍クリニック」の指導者である永松幸一さんから、専門的な指導を受けるようになったことも大きいのだそう。「休みの日は可能な限り練習を見てもらっています」。普段は走り込みをして足を鍛え、跳ぶ練習は週末のみ。陸上強豪校の選手と比べると練習量は少ないですが、跳ぶ練習の際は何かひとつ課題を改善できるように、考えて取り組むことが結果につながっているようです。「インターハイでは3位と悔しい思いをしたので、国体はそのリベンジにと挑んで優勝できました。大学進学後も記録に挑戦し続けたいです」と闘志を燃やしていました。 4月からは順天堂大学に進学予定。「大学でも走高跳びの選手として記録に挑戦し続けます。ゆくゆくは日本代表に選ばれたいですね」と原口さん。 とちぎ国体では自己ベスト2メートル13センチで見事優勝を勝ち取りました。 プロフィール 宮崎市出身。小学4年生から陸上クラブに入り競技を始める。木花中学校陸上部を経て、宮崎農業高校陸上部に。2021年に第15回U18陸上大会で優勝。2022年10月に開催されたとちぎ国体で、陸上少年男子走高跳びで優勝。