====================985text0809==================== 特集2 吸わない 持たない 吸わせない 吸わせない禁煙のすすめ  今年度から市では「みやざき発!健康プロジェクト」をスローガンに、禁煙、減塩、運動を3本柱とした健康づくりを推進しています。喫煙による健康被害や疾病の予防、受動喫煙防止のための教育やセミナー、禁煙外来受診の補助を実施中。“たばこを吸わない、持たない、吸わせない”を掲げて、市民の喫煙率の減少を目指します。 たばこの煙には有害物質が!! 代表的な有害物質と体に与える影響を紹介します。また、たばこの煙は、喫煙により直接吸い込む「主流煙」と火のついた部分から立ち上る「副流煙」があります。 主流煙 ニコチン 血液に入ると血管を収縮させる。喫煙がやめられなくなる原因でもある。 一酸化炭素 血液中のヘモグロビンと結合し酸素の運搬を妨害。 タール 肺のなかを汚す。がんの原因ともいわれる。 副流煙 副流煙はフィルターを通らない分、何倍もの有害物質が含まれたまま排出されるため、受動喫煙※も注意が必要です! ※受動喫煙 本人は吸わなくても、他人が吸っているたばこの煙を吸わされること。 ニコチン 2.8倍 タール 3.4倍 一酸化炭素 4.7倍 アンモニア 46倍 (主流煙中の物質を1とした場合) 喫煙が関係!? さまざまな病気のリスク たばこの有害物質は、たばこを吸うと肺に届き、血液を通じて臓器に運ばれ、がんをはじめさまざまな病気のリスクを高めるといわれています。 脳卒中 ニコチン依存症 口腔・咽頭がん 食道がん 歯周病 呼吸機能低下 慢性閉そく性肺疾患(COPD) 結核 肺がん 虚血性心疾患 その他 腹部大動脈瘤 2型糖尿病 さまざまながん 妊婦さんが喫煙すると、早産や胎児発育遅延への影響があります。また、受動喫煙であっても、乳幼児突然死症候群(SIDS)の要因となります。 ----------------------------------------------- 加熱式たばこも「たばこ」です! 加熱式たばこも法律や条例の規制対象です 高い依存性のあるニコチンを含む 紙巻きたばこよりも使用頻度が増えやすい 受動喫煙の有害性も否定できない ----------------------------------------------- 禁煙したい人をサポートします 11月末までに事前申請が必要 長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。一定の基準を満たすと、禁煙治療に健康保険が適用されます。市では、禁煙外来治療に要した自己負担額の一部補助を行っています。定員に達し次第締め切りますので、早めの申請をお願いします。 禁煙外来の流れや禁煙外来治療費の補助についてはこちら ----------------------------------------------- 受動喫煙対策は必須です 健康増進法の改正によって、受動喫煙対策は「マナー」から「ルール」にかわりました。 令和元年7月1日から 学校、児童福祉施設、病院、行政機関などが「敷地内禁煙」に! 令和2年4月1日から 飲食店やオフィス、事業所、交通機関など、左記以外の施設で「原則屋内禁煙」に! 受動喫煙対策の4つのポイント 義務違反時には、指導、命令、罰則などが適用されることがあります。 ①市民が守ること 多くの施設で屋内は原則禁煙 ②市民が守ること 20歳未満は喫煙エリアに立ち入り禁止 ※従業員も含みます ③施設·事業者がすべきこと 屋内での喫煙には必ず喫煙専用室を設置 ④施設·事業者がすべきこと 喫煙室には標識の掲示義務 注意 「改正前から存在し、小規模な店舗に限り」経過措置があります。しかし、市への届出が必要です。 当面の間、店内の全部または一部で喫煙させることができますが、届出をして、標識を掲示する必要があります。 受動喫煙防止対策についてはこちら ご自身の健康のため、大切な人のため、この機会に禁煙にチャレンジしてみませんか?また、望まない受動喫煙をなくし、気持ちよく過ごせる環境をつくっていきましょう。 健康支援課 とじま 受動喫煙対策推進マスコット「けむいモン」 3 すべての人に健康と福祉を あらゆる年齢のすべての人びとの健康的な生活を確保し、福祉を促進する。 問い合わせ先 健康支援課 電話29-5286 ファックス番号29-5208