ふぐによる食中毒の予防について
例年、自分で釣ったふぐを調理(自家調理)して喫食することによる重症事例や死亡事例が発生しており、令和元年においても死亡事例が報告されました(別紙参照)。ふぐの自家調理は非常に危険であり、最悪の場合、死亡するおそれがあることから、自家調理したふぐは喫食することのないようお願いします。
釣ったふぐの処理は、ふぐを取り扱う資格を持つ専門の方に依頼するか、依頼できない場合は食べないでください。人にも譲らないでください。
【別紙】令和元年におけるふぐ毒による食中毒事例(令和元年12月10日現在)pdf
ふぐ毒について
ふぐの毒は、塩もみ、水にさらす、加熱などの調理では無(弱)毒化されることはありません。
ふぐの有毒部位を食べると
食後20分から3時間程度の短時間で、しびれや麻痺症状が現れます。
麻痺症状は口唇から四肢、全身に広がり、重症の場合には呼吸困難で死亡することがあります。
関連リンク
・厚生労働省HP「安全なフグを提供しましょう」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000094363.html
・厚生労働省HP「自然毒のリスクプロファイル:魚類:フグ毒」
https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/animal_01.html