災害時には、断水や下水道管の損傷などにより、ご家庭のトイレ(水洗トイレ)が使えなくなることがあります。無理に水を流すと、汚水が逆流したり、下の階で水漏れを起こしたりする危険があります。
もしもの時に備えて、食料や水と同じく「携帯トイレ」を備蓄し、正しい使い方と捨て方を確認しておきましょう。
必要な備蓄数
「1日5回の排泄×家族の人数×最低3日分(可能であれば7日分)」の備蓄をお願いします。
なお、ポリ袋(45Lなど大きめのもの)、防臭袋や消臭剤、ふた付きのごみ箱も備えておくと便利です。
使用方法・保管方法
(1)使用方法
便器の中に溜まっている水(封水)に携帯トイレが直接触れないよう、二重にして使います。
【手順1】1枚目の袋をかぶせる: 便器の便座を上げ、ポリ袋をかぶせて便器の中の水を覆い隠します。(※この袋は捨てずに、被せたままにします)
【手順2】2枚目の袋(携帯トイレ)をかぶせる: 便座を下ろし、その上から携帯トイレの袋をかぶせます。
【手順3】用を足して凝固剤を入れる: 用を足した後、指定の凝固剤を振りかけて固めます。
※ご使用の商品の取扱説明文もご確認ください。
※参考:日本トイレ研究所動画
(2)保管方法
災害時は、通常のごみ収集ができない場合があり、その際は、収集が再開するまでご自宅で保管していただく必要があります。感染症や悪臭を防ぐため、以下のルールをお守りください。
- しっかり空気を抜いて口を縛る :中に空気が入ったままだと、ごみ収集車で回収する際や焼却炉で破裂し、汚物が飛散する恐れがあります。袋の空気をしっかり抜き、口を固く縛ってください。さらに防臭袋に入れると臭いを抑えられます。
- 自宅での保管方法 :ごみ収集が再開するまでは、直射日光を避け、ふた付きのごみ箱に入れてベランダや屋外などで保管してください。

排出方法
- 使用済みの携帯トイレは、原則として「燃やせるごみ」で、通常のごみ集積所に出してください。
- 出す際は、一般の「燃やせるごみ」とは袋を分けてお出しください。携帯トイレに使用されている凝固剤は水分を大量に吸収していますので、災害時に大量の携帯トイレを一般の「燃やせるごみ」と一緒に焼却炉に入れてしまうと、焼却炉の温度が急激に下がり、故障の原因となってしまいます。
- 大規模災害時には収集日、収集ルート、排出場所の変更、また、特別な分別をお願いしたりする場合があります。実際の災害時には、市ホームページ、市公式SNS、市公式アプリ、防災行政無線などで具体的なごみ出しの情報をお知らせしますので、必ず市の最新情報をご確認ください。