屋根のイメージ
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潮の流れにより生まれた神秘の島

青島

かつては島全体が霊域とされていた

宮崎市街地から車で20分ほど南下すると、日向灘沿いに神秘の島と言われる島がある。
鬼の洗濯板と呼ばれる波状岩に囲まれた、周囲1.5kmほどの小さな島、青島だ。この島は、ちょうど潮の流れがぶつかるところにあるため、流れてきた貝殻の破片などが体積してできたと言われている。島の中には青島神社があり、毎日多くの参拝客が訪れる。古くは島全体が霊域とされていたため、島に渡ることが出来たのは青島神社の神職のみとされていた。

青島

今では島へつながる弥生橋を渡って、誰もが自由に行き来できるようになった。青島神社の本殿から向かって右に入っていくと、たくさんの絵馬が掛けられた「祈りの古道」と呼ばれるトンネルがある。そこをくぐって進んでいくと、青島の中心部に位置する元宮があり、弥生時代ごろから祭祀が行われていたと言われている。5000本ものビロウ樹が密集して自生しており、暖かい季節に訪れると体感温度が1、2度違うとも言われている。訪れる人々はこの深いビロウ樹の森で、神秘的な空気を肌で感じるだろう。

干潮時には鬼の洗濯板まで実際に行くことができる。岩のくぼみに溜まった水の中に、ヤドカリなどの小さな生き物を見つけたりするのも楽しい。長い年月をかけて生まれた自然の造形を間近で見ることができる。

青島
青島

南国情緒と新しいカルチャーが入り混じる

青島

かつて青島は新婚旅行のメッカとして多くのカップルで賑わった観光地でもある。今でも参道周辺には、昔懐かしい観光地の雰囲気が残っている。近年では移住者や若い世代を中心に新しいお店も増えてきているため、懐かしさと新しいカルチャーとが入り混じる、独特の雰囲気も面白い。青島神社に参拝した後は、時間を忘れて、近くのお店を散策しながら海岸線をのんびり歩いてみるのもおすすめだ。

青島

自然もごちそう

自然もごちそう

青島

  • 宮崎市青島
  • アクセス JR⇒「青島駅」から徒歩10分
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