昼のごちそう
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楠並木通りに漂うコーヒーの香り

La ROSA ロッサ焙煎所

体に心地よい、毎日でも飲めるコーヒーを

宮崎県庁の楠並木通りに2021年にオープンしたばかりのコーヒー焙煎所がある。 宮崎市街地にある人気のスペシャルティコーヒー専門店「ROSA COFFEE」が満を持して自社焙煎所をオープンした。 現在週に3回ほどオープンし、自家焙煎のコーヒー豆やドリップコーヒーも提供している。登録有形文化財に指定されている古民家を改装した店内には、150年以上の歴史を誇るPROBAT社の焙煎機が2台置かれており、店内外にコーヒーを焙煎する香りが漂っていた。

La ROSA ロッサ焙煎所

LaROSAロッサ焙煎所の店主でありバリスタの宮本幸司郎さんは、地元である岡山で出会ったコーヒーに魅せられて、自らもその世界に飛び込んだ。以来、美味しいと思うコーヒー、毎日でも飲めるような体に心地よい味を目指して、日々コーヒーを向き合い続けてきた。 その後、趣味のサーフィンをしながらコーヒーをいれる暮らしを求めて、宮崎へ移住。 当時はまだ珍しかったスペシャルティコーヒーの専門店を2015年、宮崎市内にオープンした。 それから6年を経て、少しずつ準備を進め、念願の焙煎所をオープンさせた。

La ROSA ロッサ焙煎所

コーヒー豆探しの旅と生産者との出会い

LaROSAロッサ焙煎所で使用するコーヒー豆は、全て農園から直接買い付けている。 日本から30時間かけて、エルサルバドル、ニカラグアの農園を訪ね、現地で出会った質の良いコーヒー豆を仕入れている。 農園それぞれが持つ魅力を、旅の記録とともに店内にあるノートで紹介している。旅先で偶然出会った、同じROSAという名前の農園の豆もあった。質の良いコーヒー豆を仕入れるために、ロースターと農園との変わらない信頼関係をとても大事にしているのが伝わってくる。

La ROSA ロッサ焙煎所

選別した生豆をPROBATの焙煎機に入れ、焼き目と香りを見ながら焙煎具合を判断する。 焙煎が終わりに近づくにつれて、コーヒーの香ばしくて甘い香りが周囲に広がっていく。 ROSSAという名前は、バラの持つ香りをコーヒーのアロマになぞらえてつけられたそうだ。 楠並木通りをイメージしてつくられた楠並木ブレンドを飲んでみた。口当たりがよく冷めても美味しいのが特徴だ。 ロースターとバリスタ、この両方の視点からうみだされる特別に美味しいコーヒーの香りに誘われるように、次から次へと人々が訪れていた。 お店が開いていない時は、入り口そばにある自動販売機で豆などが購入できるのも嬉しい。

La ROSA ロッサ焙煎所

昼のごちそう

昼11

La ROSA ロッサ焙煎所

  • 宮崎市旭1-3-11
  • 080-4882-2695
  • 営業時間・店休日 お店のinstagramにて要確認
    @larosa.baisen
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食堂の窓のイメージ