本年10月26日から同年11月5日までの間、新田原基地において実施される在日米軍再編に伴う日米共同訓練において、同基地内に整備された宿泊施設を新型コロナウイルス感染症に係る濃厚接触者等の隔離施設として利用するという理由から、米軍人約200人が本市内のホテルに宿泊するとのことであり、基地内宿泊の原則を覆す例外的な対応である。
同基地内の宿泊施設は、本来、日米共同訓練に参加する米軍人のために整備されたものであり、原則として当該施設を利用すべきである。
今般の新型コロナウイルス感染症等に対する市民の不安を考慮し、米軍人の宿泊については、下記の事項について強く求める。
記
1 日米共同訓練に参加する米軍人の宿泊については、新田原基地内の宿泊施設を利用すること。
2 宿泊施設からの外出については慎むこと。
3 市民の間に不安が広がっている新型コロナウイルス感染症についても、感染防止のため万全の対策を講じること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年10月20日
宮 崎 市 議 会
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
防衛大臣
内閣官房長官 殿