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西本誠議員の議員辞職勧告決議

西本誠議員の議員辞職勧告決議

 我々、宮崎市議会議員は、市民の厳粛な信託を受けたものであることを認識し、市民全体の代表者として、その人格と政治倫理の向上に努め、市民に信頼される民主的な市政の発展に寄与しなければならない。
 このことから、宮崎市議会議員政治倫理条例第3条には、議員は、「市民全体の代表者として、その品位と名誉を損なう行為により、議会に対する市民の信頼を損なわないこと」と規定されている。
 しかしながら、現職の市議会議員である西本誠議員は令和5年9月6日に逮捕され、テレビ・新聞等で繰り返し全国的に大きく報道されたことにより、市民及び市外の方からも非難と厳正な処分を求める声が多く寄せられており、宮崎市議会や宮崎市に対する市民の信頼を著しく失墜させている。
 我々議員には、司法の決着とは別に、政治的、道義的な責任が厳しく求められている。いかなる理由があろうとも、これほど市民を巻き込んで混乱を招いた責任は極めて重く、西本誠議員が宮崎市議会議員の職にとどまることは、市民感情からして決して許されるものではない。
 よって、本市議会における市民からの信用と名誉が回復されることを願い、西本誠議員の一連の行動に対し反省を強く求めるとともに、議員本人がこの事態を重く受け止め、速やかに自ら議員の職を辞すべきであると勧告する。

 以上、決議する。

令和5年9月11日

宮 崎 市 議 会