宮崎市議会100周年決議
宮崎市議会は、大正13年4月1日の市制施行に伴い、市民の負託を受け議会の歴史を刻み始めてから100周年を迎えた。
この間、本市は、「太陽と緑」に恵まれた温暖な気候風土のもと、先人・先輩議員のたゆまぬ努力により、県都として、また、政治・経済・文化等における中枢拠点機能を備えた南九州の中核都市として着実に発展を遂げてきた。
振り返れば、過去の発展の裏には、太平洋戦争での戦禍、台風や地震などの自然災害、地域経済に大きな影響を及ぼした口蹄疫の発生、そして、新型コロナウイルス感染症の大流行など、市民生活に幾多の困難や課題が立ちはだかってきた。
しかし、その度に、我々の先輩方は、不屈の精神と大いなる決断をもってそれらの逆境を乗り越え、確かな礎を築き上げてこられた。
100周年という大きな節目を迎えた今、その功績に対し、我々議員は、歴史と伝統の重みを改めて胸に刻み、深く謝意並びに敬意を表する次第である。
宮崎市議会は、二元代表制のもと、市民の負託に応え、開かれた議会、市民に寄り添う議会を目指し、「これからの100年に向けて」市民と共に歩み、未来への希望に満ちた宮崎市を創造していくことを誓う。
以上、決議する。
令和6年11月25日
宮 崎 市 議 会