犯罪や非行をした人を排除することなく一市民として支援を行い、社会で孤立することなく、地域社会の理解と協力を得ながら、円滑な社会復帰を果たすことにより再犯することを防止し、市民が犯罪による被害を受けることがないよう、ともに支え合い安心して暮らせるまちづくりを推進するため、「宮崎市再犯防止推進計画」を策定しました。
（1）基本方針
「再犯の防止等の推進に関する法律」の基本理念を踏まえ、国や宮崎県と連携して施策を推進するため、国の再犯防止推進計画が示す5つの基本方針に沿う
《国の再犯防止推進計画の5つの基本方針》
1.「誰一人取り残さない」社会の実現に向け、国・地方公共団体・民間の緊密な連携協力を確保して再犯防止施策を総合的に推進
2.刑事司法手続のあらゆる段階で切れ目のない指導及び支援を実施
3.犯罪被害者等の存在を十分に認識し、犯罪をした者等に犯罪の責任や犯罪被害者の心情等を理解させ、社会復帰のために自ら努力させることの重要性を踏まえて実施
4.犯罪等の実態、効果検証・調査研究の成果等を踏まえ、社会情勢等に応じた効果的な施策を実施
5.再犯防止の取組を広報するなどにより、広く国民の関心と理解を醸成
（2）計画期間
令和5年度から令和9年度
（3）本市の取組
・就労・住居の確保
・保健医療・福祉サービスの利用支援
・学校等と連携した修学支援及び非行の防止
・国、県及び関係団体との連携強化
・民間協力者の活動の促進と広報・啓発活動の推進
