今般、市内の高齢者福祉施設において、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎の集団感染が確認されました。
つきましては、下記の注意点及び別添資料を参考にしていただき、各施設における手洗いやおう吐物処理、おむつ交換等の感染性胃腸炎に対する予防対策の徹底を再度お願い致します。
【注意点】
1.おう吐物処理の注意点
事前の準備をすることで、突然のおう吐に直面しても冷静に対応できるようにする
・平時から、使い捨ての手袋、マスク、エプロン、消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)等の必要物品を備えておく
・正しいおう吐物の処理方法・手順を確認しておく
2.環境消毒(ドアノブ、手すり、便器等)の注意点
ノロウイルスに有効な消毒薬を使用する
・インフルエンザ対策に有効な消毒用エタノールは、ノロウイルスに対しては消毒効果が不十分
・ノロウイルスの消毒には、家庭用の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を使用する
3.患者対応の注意点
インフルエンザに感染しているという先入観を取り除く
・症状のあらわれた場合は、早めに医療機関を受診し、医師らに症状を正確に伝える