宮崎市

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津波避難ビルの指定について

津波避難ビルとは

津波から逃れるために、近隣の方々が緊急・一時的に避難する施設(ビル、マンション、立体駐車場など)で、耐震及び耐波性、津波災害時の想定浸水深に対応できる階高が確保された施設について、施設管理者の同意をいただいて市が指定するものです。
地域住民等の安全を守るための対策として、市では「津波避難ビル」の確保を進めていますので、施設管理者の皆様のご理解、ご協力をお願いします。

津波避難ビルの確保にご協力をお願いします(リーフレット) (PDF 234KB)

津波避難ビルの指定要件

津波避難ビルの指定要件
項目 要件
施設の所在地

・浸水想定区域内を基本

・浸水想定区域外でも同区域に隣接する地域については、指定する場合あり

構造 浸水想定区域内 ・耐震性が確保された【注1】鉄筋コンクリート造(RC)または鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)の構造物
・耐震性の確保された、高い開放性を有する【注2】鉄骨造(S)の構造物(自走式自動車車庫(立体駐車場)など)も可
浸水想定区域外 ・耐震性が確保された構造物
高さ
(階高)
浸水想定区域内 ・浸水想定区域における浸水深【注3】に相当する階に2を加えた階以上の建物
・ただし、浸水深が1m以下の浸水域は2階以上の建物
浸水想定区域外 ・高さ(階高)の制限なし【注4】

【注1】「耐震性が確保された」とは、耐震診断によって安全性が確保されていること又は新耐震設計基準(昭和56年施行)に適合していること。
【注2】「高い開放性を有する」とは、津波が通り抜けることにより建築物等の部分に津波による波力の影響を受けにくい構造のもの。
【注3】浸水深は、その建物の存する地点の浸水深(宮崎県公表)とする。
【注4】1階高は3mとする(特殊な階高の構造物については、3mを1階高とみなす)。屋上がある場合はそれを1階とみなす。

指定について

指定要件を満たす施設の管理者から、施設の利用について同意が得られた場合に、市と施設管理者で協定を締結し、「津波避難ビル」として指定させていただきます。
協定書には、避難場所や収容人員(基本的に1人/1[機種依存文字])、避難場所までの入口などを記載します。

津波避難ビル協定書(雛形) (DOC 20KB)

周知・広報について


指定となった場合は、市が看板を設置します。
また、市のホームページやハザードマップなどで広報を行います。
指定緊急避難場所(市ホームページへリンク)

津波避難ビル看板 ハザードマップ

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